Game Informerによる青沼英二さん＆宮本茂さんへのインタビュー動画が2月15日に公開【その2】

Game Informerによる青沼英二さん＆宮本茂さんへのインタビュー動画が、2月15日（現地時間）に公開されました。
今回も『ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド』に関するインタビューです。
主にストーリーについてのインタビューになっています。

■動画

リンク：Game Informer

抜粋

・僕がストーリーはいらないと思っていると誤解を受けるんですけど、そういうことじゃないんですよね。(宮本)

・ストーリーというのは、自分が遊んで…遊んで思いついたところに壮大な世界の背景があるところを補強してくれるのがストーリーで、主人公は自分なんだからっていうゲームなのに、どうしてもあらすじがあると、その通りにゲームを進めないと駄目とか、それの説明が長いとか「俺はゲームしたいのに全然ゲームができない！」ってそういう風にストーリーって使わないで欲しいって言っているんですよ。そこは大丈夫？(宮本)

・大丈夫。(青沼)

・ここで『時のオカリナ (4人の女の子との出会いと別れを描くこと)』の話を青沼さんが出して、「ゲームの中で、ゲームプレイ以外で何か感じることをストーリーで表現することが重要」と話しました。

・プレイヤーが成長していくってことついて、凄く女の人との色々な出会いが大事。(宮本)

・そこでどういう経緯（いきさつ）があったかっていうのはよくストーリーで言われるけど、それは自分の中のイメージ。いらない。(宮本)

・それはいらない。(青沼)

と、ストーリーに長い説明はいらない。
プレイヤーがどう感じるかが重要ということを二人が述べていました。

・今度の『ブレスオブザワイルド』はそこは上手くやっている。
遊ぶ人によっては、独自のお話の流れができるし、オープニングでたくさんのことを語らずに、ちょっと喋るといきなり自分で自由に遊ばせてくれる。(宮本)

・全てが体験できるものになっています。(青沼)

・体験しながらストーリーを掴むみたいな。(宮本)

と、ストーリーを語りすぎずに体験して感じられるものになっているそうです。

【ここから若干ネタばれあり】
・今回、そこに一つ工夫を入れてるんですけど、これ実は僕がゲーム初めて作ることにになったときからずっと温めていたアイディアで、やっと二十数年後にそれをダイナミックに実現することができるようになった。これちょっと楽しみにしてもらいたいなと思います。(青沼)

青沼さんは、IGNのインタビューでも、「どんな場合に合わせてもつねにストーリーが流れるのはとても難しいことだった。そのために一つの工夫を入れているがそれは今はいえない。これは昔、初めてゲームを作ってたときから暖めていたアイディアなので楽しみにして欲しい。」と話していました。
どんなことなのか楽しみですね！
【ここまで若干ネタばれあり】

・もちろん、プレイヤーがそこまでやってきたことが結果に結びつくという最後のエンディングですよね。だからこそ、自分が経験したことを自分の記憶に留めて欲しいけど、でもやっぱりそこでゼルダが関係して、ゼルダの伝説になる。というそういうものになっているので、そこを楽しんで欲しい。(青沼)

・ストーリーを出くわさずに最後まで行った人は、最後にエンディングを迎えた後に、もう一回お話を探すために出かけるようなことにやるかもしれないですね。(青沼)

他のインタビューでも何度も言っていますが、ストーリーを語り過ぎないというのがいいですね！
自分で冒険して感じられるものになっていると思います。
ボリュームもかなりあるそうですし、追加コンテンツの配信も決定しているので、かなり長いこと遊べるゲームになりそうです。

『ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド』は、2017年3月3日にWiiU＆ニンテンドースイッチで発売予定です。
グラフィック以外に、両機種で大きな違いはありません。
追加コンテンツも両機種で配信されます。

最後に、米ゼルダの伝説の公式Facebookで公開された最新スクリーンショットを紹介します。