任天堂は4月26日、「Nintendo Switch」の今期販売目標として本体2000万台、ソフト1億本を挙げました。
これについて君島社長は、ソフトについて自社タイトルに加え他社タイトルの投入もある中、「われわれは達成できる数だと思っている」と自信を見せました。
2017年3月から翌3月末までの累計数は、本体が1,779万台、ソフトは6897万本となっており、上記目標に近づけるかに注目が集まります。
また、任天堂の社長に就任することが発表された古川俊太郎取締役について、面識のあるアナリストは次のように答えています。
古川氏に数回会ったことがあるというジェフリーズ証券のアツール・ゴヤール氏は同氏について「思慮深いと受け止められる。とても知識が豊富で、広い意見を持つ」との認識を示した。「彼は流ちょうな英語を話す。現在、任天堂と投資家の間にあるコミュニケーションギャップを埋めるにはうってつけかもしれない」と述べた。
東海東京調査センターの栗原智也アナリストは、今回の人事について「若返るという点に関してはポジティブ」と評価。今後「スイッチの次になる成長計画を打ち出さないといけないので、それに向けていい新体制のスタートになるのではないか」との見方を示した。
情報源:Bloomberg