新型コロナウイルス感染症による影響で、『Nintendo Switch本体』や周辺機器、そして『リングフィット アドベンチャー』の生産・出荷に遅延が発生していることを任天堂が正式に認め、2月6日に謝罪文を公式サイトに掲載しました。
それ以降、『Nintendo Switch本体』や『リングフィット アドベンチャー』の品薄は深刻化しています。
ここ数日に間に相場が少し下がったという報告もありますが、それでも新品で購入可能な通販サイトはなく、オークション等では定価以上で取引されてます。
価格が高騰してるのは中国でも同様ですが、香港でも同じ現象が起きているようです。
いくつもの店舗を訪れたHong Kong 01によると、香港の多くの小売業者が『Nintendo Switch本体』と『リングフィット アドベンチャー』両方の価格を上げ始めており、多くの小売業者は『Nintendo Switch本体』とソフトやアクセサリーがセットになったものを販売しているとのこと。
つまり、それらのお店ではSwitch本体のみを購入することはできません。
これで定価販売ならまだしも、ゲームとアクセサリーの価格を差し引くとSwitch単体の価格は香港の希望小売価格より約30%高くなるといいます。
周辺アクセサリーに関しては、一部の店舗の「Joy-Con」は在庫切れとなっていますが大きな混乱はありません。
『リングフィット アドベンチャー』も日本と同様のことが起きており、希望小売価格からほぼ2倍となる価格で販売されているようです。
価格の上昇について香港の小売業者は、武漢コロナウイルスの発生で香港での供給に影響を与えている中国の工場が閉鎖されたこと、および香港でのコロナウイルス発生を制御するために学校に行かないようにと言われた学生からのSwitch需要が増加し、生産が需要を上回ったため。と、価格上昇の理由を記者団に語りました。