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マレーシアやフィリピン政府が実施した都市封鎖が要因で「Nintendo Switch」の今年の生産を制限する可能性があるとBloombergが報道!

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新型コロナウイルス感染拡大に伴い、マレーシアやフィリピン政府が実施した都市封鎖が要因で、「Nintendo Switch」の今年の生産を制限する可能性があるとBloombergが報道しました。
これは事情に詳しい複数の関係者が明らかにしたものです。

以下、Bloombergより。

マレーシアはスイッチに搭載されるプリント基板(PCB)の供給拠点で、フィリピンではPCBに取り付ける部品を生産している。両国は感染拡大防止のため事業活動や移動を制限。マレーシア政府は4日に封鎖を緩和し、大半の経済活動を再開したが、州レベルでは業務再開に向けた従業員の検査に手間取るなど準備不足で対応が遅れている。フィリピン政府は15日以降、封鎖を緩和する方針だ。

任天堂は3月に発売した「あつまれどうぶつの森」の記録的ヒットもあり、スイッチ本体の供給が追い付いていない。今期(2021年3月期)の本体の販売目標は前期実績(2103万台)より少ない1900万台としている。

任天堂は「2020年3月期決算短信」で、部品調達や生産・出荷への影響として「生産や出荷に関しては徐々に回復の傾向がみられるものの、必要な部品の調達に支障をきたす状況がさらに続けば、影響を受ける可能性があります。また、新型コロナウイルス感染症による影響が長期化、深刻化した場合、製品の供給に支障をきたす可能性があります。」と説明。

また、古川俊太郎社長は「決算会見」「新型コロナウイルス感染症による生産への影響は夏頃にはある程度収まり、通期では当期の販売計画に沿った数量の生産が可能になるという前提にしています。仮に影響が長期化、深刻化して部品の調達や生産に再び影響が及べば、現在の業績予想を満たす数量を生産できない可能性もあります。」と述べていました。

エース経済研究所のアナリストである安田秀樹氏は、「夏には在庫が回復するかもしれませんが、任天堂がショッピングシーズンに向けて十分なユニットを生産することができないため、年末にかけて再び不足が発生する可能性があります。」と述べています。

なお、今年の生産を制限する可能性があるというのは複数の関係者が明らかにしたものであり、信憑性は不明で、任天堂の広報担当者はコメントを拒否したとのこと。

情報源:BloombergBloomberg (English)