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ゲオのバイヤーと店舗担当者が語る「Nintendo Switch品薄の情報戦」

電ファミニコゲーマーにて、全国に店舗を構える株式会社ゲオ(以下、ゲオ)の中古バイヤーである海津氏と、店舗担当者である片岡氏へのインタビューが掲載されています。
この中で、品薄が続くNintendo Switchについてゲームショップ関係者ならではの視点でコメントがありました。

以下、電ファミニコゲーマーより。

――本日はゲームの小売店からこそ見える世界に迫りたいと思っています。まず、直近の話題としてNintendo Switch(以下、Switch)の品薄が問題になっていますが……この現状をどう見られていますか?

海津氏:
 厳しいですねえ。

片岡氏:
 厳しいし、凄まじいですね。5台の入荷に対して200人並んだりしますから。

海津氏:
 倍率が10倍とかですまないのは間違いないですね。

といきなり、倍率10倍とかですまないという恐ろしい発言がありました。
ビックカメラなどでも抽選販売に1000人以上並ぶこともめずらしくなく、これが普通になってしまいましたね。

海津氏:
 我々としても一人でも多くの方にお届けしたいんですが、供給が上がらないことには難しくて……。過去の例でいうと、ニンテンドーDS Lite【※】のときが一番近いですね。5分に一回「DS Liteありますか?」という電話が店舗にかかってきてましたから(笑)。

海津さんからは、2006年3月2日に発売されたニンテンドーDS Liteのときと同じという発言がありました。
DS LiteもSwitch同様に国内で大ヒットして、入荷しても即完売という状態が1年以上続きました。

当時は5分に一回「DS Liteありますか?」という電話がかかってきたそうですが、Switchでも同様の問い合わせはかなり多いみたいです。
毎日聞かれて苦労してるという店員さんの話もよく耳にします。

片岡氏:
 Switchが発売してからは、毎週末そんな感じですよね(笑)。

海津氏:
 しかもDS Lite のときはSNSでの拡散が弱かったから、今ほどのトラブル意識はなかったんです。単に「実際に探してみてあるかどうか」でしかなくて。

片岡氏:
 それが、今はもう「佐川のトラックが何々店に着いた」という情報だけでお客さんがワーッと来たりとか。

――そんな凄まじい情報戦が繰り広げられているとは……。あれ、でもそれって何が積まれているかなんて分かるんですか?

片岡氏:
 それは分からないはずです。でも、カウンターのスタッフに「今佐川のトラックが来たんで、Switch入りましたね」と言うんです。最近は落ち着きましたが、『スプラトゥーン2』の発売前後は、「仕入れする前に売れちゃう」という状況が続きましたね。

当時はSNSでの拡散も弱く、今ほどのトラブルはなかったそうです。
しかし現在はTwitterなどSNSの拡散の影響もあり、かなりひどい状態みたいです。

Twitterではリアル店舗の情報が乱立していて、中には嘘情報などもあったりして凄いことになっています。
嘘情報に騙されて店舗に行く人もいるみたいですし、SNSの影響が強いことがよく分かりますね。

――たしかに当日販売分が残っている店舗がちらほらあった気がします。それにしても、今後はいつごろ出荷されるのでしょうか……?

海津氏:
 今後の出荷スケジュールは分かりませんが、少なくとも任天堂さんは出荷数を絞ってないです。よく「品薄商法だ」と言われてますが、それはないと断言できます。ただ、いきなり国内で100万台みたいな数を投下できるかというと……。

――流石にその規模での出荷となると、なかなか踏み切れないのかもしれませんね。

今後の出荷スケジュールについては分からないそうですが、任天堂が出荷数を絞ってるようなことはないと海津さんは断言しています。

今のNintendo Switchは品薄商法なんてレベルを超えちゃってますからね。
ネットでは入荷しても1分~2分で完売する状態が3ヶ月以上は続いてますし・・。

今回のインタビューでは他にも転売問題だったり、中古のことについていろいろな話がされています。
今回は気になるところを少しだけ抜粋してみましたが、全文は電ファミニコゲーマーからチェックしてみてください。