今年4月、キャリコネニュース編集部が品薄が続くNintendo Switch本体等の現時点における状況を任天堂に問い合わせたところ、「(4月3日現在も) 状況は変わっていない」「スイッチライトについても、掲載当時は市場に在庫があったために言及しなかったが、中国で多くの部品を作っている点は同じ。社内でいろいろな努力をしており、出荷が滞ってはいないものの遅延しています」という広報担当者からの回答をもらいました。
6月に入っても品薄状態が続いているSwitch本体の状況を受けて、品薄状態から高倍率の抽選販売や、高額転売が横行している現状、および生産体制についてキャリコネニュース編集部が任天堂に再び取材を申し込み、広報担当者から次のような回答をもらっています。
以下、キャリコネニュースより。
任天堂の広報は、品薄状態から高倍率の抽選販売や、高額転売が横行している現状について「把握している」とする。4月上旬にはキャリコネニュースの取材に対し、部品の多くを中国で生産していることなどから、生産および出荷の遅れを認めていた。だが、現在は
「生産状況はおおよそ平常に戻ってきている」
と答える。供給状況はほぼ100%に回復しているものの、外出自粛や「あつまれ どうぶつの森」などの人気タイトルの発売に伴う需要がそれを上回っており、現状は品薄が解消できていないとみられる。
今後の品薄解消の見通しについては「市場次第なので分からない」と回答するにとどめた。だが、最近は抽選販売の頻度や、ツイッター上でみられる当選報告の数も増えており、高額転売の相場も一時と比較すると落ち着きを見せ始めている。
現在、生産状況はおおよそ平常に戻ってきているものの、新型コロナウイルスによる外出自粛や『あつまれ どうぶつの森』など人気タイトルの発売に伴う需要が供給を上回っており、品薄が解消する見通しは「市場次第なので分からない」とのことです。
情報源:キャリコネニュース