任天堂は今期中(平成29年4月1日~平成30年3月31日)に1,000万台のNintendo Switchを出荷することを目標にしていますが、アナリストはこの数字よりもNintendo Switchが売れると予想しているようです。
以下、日本経済新聞より。
27日に記者会見した君島達己社長は「(1000万台の)目標をすぐに達成できるとは思っていない」と慎重な言い回しだったが、楽天証券経済研究所の今中能夫氏は、出だしの勢いと需要の強さを根拠に「今期は1400万台を販売する」と予想する。他のアナリストの予想も軒並み会社目標を上回る。
スイッチへの期待が膨らむ背景には、先代の据え置き型機「Wii U」の反省を踏まえた任天堂の戦略もありそうだ。例えば幅広いメーカーがスイッチ向けのソフトを開発しやすいよう、対応するプログラミングソフトを増やした。あるソフト開発会社の幹部は「有力ソフトを早く投入する要請があった」と打ち明ける。「任天堂向けが少なかった海外ソフトメーカーの提供も増えそう」(エース経済研究所の安田秀樹氏)との声もある。
任天堂は「スプラトゥーン2」や「スーパーマリオ オデッセイ」など、自社の有力ソフトを今冬に向けて順次発売する。人気ソフトを間隔を空けて投入する戦略を、06年末から1億台強を累計で販売した据え置き型機「Wii」のヒットと重ね合わせる投資家も多い。このときは健康管理ソフト「Wii Fit」で新たな購入者層を開拓。任天堂が狙う「ソフトがハードをけん引する」モデルを実現した。
情報源:日本経済新聞
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楽天証券経済研究所の今中能夫氏は、今期中にニンテンドースイッチが1,400万台売れると予想。
他のアナリストの予想も、軒並み会社目標を上回っているようです。
あるソフト開発会社の幹部は「有力ソフトを早く投入する要請があった」と打ち明けたそうです。
なるべく早い段階で、有力ソフトを揃えたかったのかもしれません。
そんな中で、『マリオカート8 デラックス』は発売初日に米国で459,000本を売り上げたというニュースが入ってきました。
本体も世界中で品薄状態となっていて、勢いは全く衰えません。
非常に好調なスタートを切っているニンテンドースイッチですが、この勢いをどこまで持続できるのか。といったところでしょう。