任天堂・古川社長へのインタビューが日本経済新聞に掲載されています。
この中で、「半導体不足や人手不足などの課題にはどう対応するか?」という質問があり、これに対し古川社長は「当面の生産分に必要な部材が確保できているものの、日本などは年明け以降も需要が非常に旺盛で、今後に一部の小売店で品薄になる可能性がある」と回答しました。
以下、日本経済新聞より。
「スイッチ向けの半導体は当面の生産分に必要な部材が確保できている。ただ、日本などは年明け以降も需要が非常に旺盛で、今後に一部の小売店で品薄になる可能性がある。こう対策する、と一概には言えないが、場合によっては受注分を用意できない可能性もある」
同様のことは、2月にロイターに掲載された記事でも言及されてました。
古川俊太郎社長は同日の会見で、スイッチは「ホリデー商戦後、年明け以降も想定以上の需要がある」と説明した。特に日本で、一部の製品が品薄になる店舗が出てくる可能性があるという。古川社長は、スイッチが製品ライフサイクルの中盤となる4年目で過去最高の台数を記録したと指摘し、「販売には引き続き勢いがある」と強調した。
生産面では、世界的な半導体需要の高まりによる部品不足が懸念されるが、古川社長は「半導体部品を含め、当面の生産・販売に必要な部材は確保できている」とした。もっとも、半導体需要が増加している状況は理解しているとし、部材の供給状況を把握しながら「継続的な生産出荷に努めたい」とした。
情報源:ロイター
現在、通常の本体「グレー」「ネオン」、および「Nintendo Switch モンスターハンターライズ スペシャルエディション」などの本体モデルは品薄状態となっていて、Amazon.co.jpや楽天ブックスをはじめとするオンラインショップでは記事投稿時点で定価で購入するのは難しい状態が続いてます。
また、マイニンテンドーストアのカスタマイズ本体も完売中となってます。
生産分に必要な部材は確保できているものの、日本などでは年明け以降も想定以上の需要があるとのことなので、Switch本体の品薄状態はもうしばらく続いていくかもしれません。
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