ウエスタンデジタルコーポレーションは、『サンディスク ウルトラ プレミアム エディション microSDXC UHS-Iカード 400GB』の日本での出荷を開始しました。
本製品の仕様は、インターフェイスがUHS-I、スピードクラスがC10、UHSスピードクラスがU1となっていて、読み込み速度は最大100MB/秒を誇ります。
パッケージには、「SDカードアダプタ」が同梱されます。
世界最大容量を誇る400GBの「microSDカード」があれば、スマートフォンユーザーは容量不足を気にすることなく、写真、動画、音楽やアプリなどを気軽に保存し、今日のモバイル中心のライフスタイルを今まで以上に楽しむことができるようになります。
また、さまざまなダウンロード版ソフトを購入してポータブルゲーム機でゲームを楽しみたい人にも、好きなアーティストのハイレゾ音源を持ち歩いて、デジタルオーディオプレイヤーで高音質の音楽を楽しみたい人にも最適なカードとなっています。
『microSDXC UHS-Iカード 400GB』は、2017年8月末にドイツで開催された「IFA 2017」にて発表された製品で、米国などの国ではすでに販売されており、少し遅れて日本でも正式にリリースとなりました。
<注意事項>
なお、これに限らずサンディスクの製品では、「並行輸入品」も日本で販売されていますが、こちらは日本でのサポートが受けられないので注意が必要となります。
サンディスクの「microSDカード」に付帯する無期限保証や10年保証が有効となるのは、国内正規販売モデルだけなので、多少値段が高くても正規販売品を購入するのがオススメです。
<参考価格>
『microSDXC UHS-Iカード 400GB』の税別店頭予想価格は、50,000円前後が予定されています。
※掲載している価格等の情報は、2018年2月8日時点のものです。
<外部ストレージについて>
「Nintendo Switch」では、外部ストレージとして次の種類の「microSDカード」が使えます。
本体保存メモリーの容量が足りなくなる前に、容量の大きい「microSDカード」を使うことをおすすめします。
※microSDXCメモリーカードを使用するには、インターネットに接続して本体更新が必要です。
使用方法などは、こちらの任天堂公式サイトをチェックしてください。
ここから先は、「Nintendo Switchでの起動時間の検証」です。
Nintendo Switchでの起動時間を検証
PC Watchでは、microSDカードを装着してゲームを保存できる「Nintendo Switch」でのゲームの起動時間の計測が行われています。
利用したゲームは『スーパーマリオ オデッセイ』で、ゲームの起動時間と、シーン切り替え時のロード時間を計測。
いずれも3回計測し平均を出しています。
また、こちらのmicroSDカードには、『サンディスク ウルトラ プレミアムエディション 400GB』と『サンディスク ウルトラ プラス 64GB』を利用し、内蔵ストレージ利用時と合わせて3つの計測比較が行なわれています。
以下、PC Watchさんより。
結果は、内蔵ストレージが最も高速だったものの、『サンディスク ウルトラ プレミアムエディション 400GB』と『サンディスク ウルトラ プラス 64GB』の間にほとんど差がなく、誤差の範囲という感じです。
また、内臓ストレージと比較しても極端な差はないので、大きなストレスに感じることはないと思います。
もちろん、使用ゲームや本体の状況などによっても左右されるので、一概にこれが100%正確というわけではありません。
参考程度にしてください。
任天堂は、「Nintendo Switch」で利用する「microSDカード」として、UHS-I(Ultra High Speed Phase I)対応かつ読み込み速度が60~95MB/秒の高速なものの利用を推奨しています。
今回PC Watchの検証で利用された「microSDカード」は、いずれもUHS-I対応していますが、『サンディスク ウルトラ プラス 64GB』のほうは読み込み速度が最大48MB/秒と基準を満たしていません。
しかし、PCでの速度チェックでは、シーケンシャルリードは80MB/sを大きく上回っており、『サンディスク ウルトラ プレミアムエディション 400GB』と大きく速度は変わりませんでした。
そのため、起動時間やシーン切り替え時のロード時間に差がなかったものと考えられるとのこと。
また、「Nintendo Switch」ではA1対応による違いも、ほぼないものと考えて良いとのことです。
<内臓ストレージについて>
「Nintendo Switch」の内蔵ストレージは32GB(実際に利用できる容量はこれより少ない)となっており、これ以上のストレージを使用したい場合は、外部ストレージを使用する必要があります。
ダウンロードだけで32GB以上の容量が必要になるソフトも増えてきており、こうした大容量の「microSDカード」の需要は高くなってきています。
いろいろなゲームをダウンロードしたい方にとっては、「400GB」は魅力的な製品といえそうです。
なお、任天堂ライセンス商品以外の「microSDカード」を使う場合、全て自己責任の利用ということになります。
トラブルが起きたり、動作しなくても管理人は一切保障できないので、自己責任でご購入ください。
情報源:ウエスタンデジタルコーポレーション、PC Watch
予約について
現時点で、『サンディスク ウルトラ プレミアム エディション microSDXC UHS-Iカード 400GB』の国内正規品を見つけることはできませんでした。
2月8日に日本向けの出荷を発表されたばかりなので、予約/販売開始はこれからだと思います。
こちらはAmazonで販売されている『サンディスク ウルトラ プレミアムエディション microSDXC UHS-I カード 200GB』です。
大手ショップで、このように「国内正規品」と記載されたものを購入するのが安心だと思います。
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パッケージも日本語化されているので、これを目印に購入しましょう。
と、いうことで僕の手元にもやってきた
「サンディスク ウルトラ プレミアム エディション microSDXC™ UHS-I カード 400GB」第一印象は、名前・・・長いな・・・です。(*'-'*) pic.twitter.com/sv03lch4HD
— サンディスク (@SanDiskJP) 2018年2月8日
上述したように、「並行輸入品」は保障やサポートがなく、すべて自己責任になるので購入する際は注意が必要です。
多少高くても、「国内正規品」のほうをオススメします。
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