北米&欧州での『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて (英題はDragon Quest XI: Echoes of an Elusive Age)』の発売日が、2018年9月4日に決定しました。
海外では、PS4&Steam向けとしてリリースされるようです。
また、Nintendo Switch版の発売も予定されていますが、「技術的な観点から見ても発売までには長い時間がかかるだろう。」とスクウェア・エニックスは声明を出しています。
海外のファンには残念なニュースもあり、ニンテンドー3DS版がローカライズされないことがアナウンスされました。
スクウェア・エニックスは3DS版が海外でリリースされない理由について次のように話しています。
「ドラゴンクエストXIとドラゴンクエストのブランドが目指しているのは、西洋の人々を育てることです。ビジネスの観点から、2017年に日本で3DS版をリリースすることには戦略的な意味がありました。2018年の西側では、PS4とPC(Steam)プラットフォームに焦点を当てるのが最も理にかなっています。」
※国内でSteam版が配信されるかは不明です。
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何はともあれ、まずは公開されたばかりのプレイ映像を見てください。
そこには驚きが待っています。
※急いでいる人は3:57~くらいを確認してみましょう。
そうです!
何とボイス(英語)付きなのです。
ジャンプの効果音などがよりリアルになったり、メニュー画面などのインターフェースに調整が加えられるなどの変更点もありますが、やはり一番の違いがボイスが搭載されたことでしょう。
これ以外にも、主観モードが搭載されることが決定しています。
FPSのような一人称視点で『ドラゴンクエストXI』の世界が楽しめるようになってます。
一人称視点でプレイすると、世界がまた違って見えてくるかもしれませんね。
国内版にボイスは搭載される?
気になるのは、国内版に「キャラクターボイス」が搭載されるどうかということです。
皆さんご存知のように、国内で発売されたPS4&3DS版にはボイスが搭載されませんでした。
発売が予定されているNintendo Switch版にも、現時点でボイスが搭載されるというアナウンスはありません。
(Switch版はそもそも情報がほとんどないです。)
つまり現時点でボイス搭載が確定しているのは、海外版だけになります。
PS4や3DS版で追加コンテンツとしてボイスが搭載されるという可能性もなくはないでしょうが、可能性として考えられるのは国内Switch版でのボイス搭載です。
<メインキャラにはボイスが実装済み>
ゲーム本編ではボイスが搭載されていませんが、関連ゲームではメインキャラクターにボイスが実装済みです。
声優は次の通りです。
●マルティナ CV:小清水 亜美
●カミュ CV:内山 昂輝
●シルビア CV:小野坂 昌也
●ベロニカ CV:内田 真礼
●セーニャ CV:雨宮 天
●ロウ CV:麦人
このことから、Switchでのボイス搭載を期待している人が多いのですが、海外版で実装されるということで現実味が帯びてきました。
もしSwitch版でボイスが実装されれば、大きなプロモーションにもなるでしょうし、宣伝効果はバッチリです。
PS4や3DS版を遊んだ人でも、再び興味を持ってくれるかもしれません。
そう考えれば、実現は十分にありえると思います。
<過去に同じような出来事が>
海外版だけにボイスが実装されるのは、実は今回が初めてのことではありません。
過去に同じような出来事があったのです。
2004年11月27日に発売されたPS2用ソフト『ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君』の時は、のちにリリースされた海外版でドラクエシリーズで初めてキャラクターボイスが搭載されました。
これ以降、ドラクエシリーズでボイスが搭載されるゲームが増えてきていて、ある種の分岐点となったタイトルといえます。
果たして国内版ではボイスが搭載されることになるのか。
今後の動向に注目しておいてください。