任天堂の君島達己社長が2月1日、現在販売中の「ニンテンドー3DS」の後継機も検討中と発言していたことが分かりました。
同社は3月に持ち運び可能な据え置き型ゲーム機「ニンテンドースイッチ」を発売予定で、同説明会では出席したアナリストから「利用者がスイッチを携帯型ゲーム機と意識すれば、次の機種を出す意味がなくなるのではないか」との質問があった。
君島社長は3DSについて「スイッチとは形状や重さ、価格が違い、すみ分けができる」と強調。後継機に関しても「求められるニーズやマーケットがあるので、引き続き検討している」と述べた。
情報源:3DS後継機も検討 任天堂、どうぶつの森は4月以降配信へ
日本経済新聞からの取材に対しても、下記のように述べています。
――スイッチは持ち運びができるので、携帯型ゲーム機「ニンテンドー3DS」の市場を奪うとの見方もありますが、大丈夫ですか。
「3DSはスイッチと大きさや価格も違う。初めてゲームに触れる(子供など)エントリー層向けとして必要だ。お客さんが判断することではあるが、3DSとスイッチは並走していけると思う。当面、販売は続ける」
出典:日本経済新聞
任天堂は以前から、「ニンテンドースイッチはニンテンドー3DSの後継機ではない。3DSは今後も展開を続けていく。」と発言していて、今回もそれを強調したことになります。
スイッチは『家でも外でも遊べる全く新しい新型ゲーム機』がコンセプトですが、携帯ゲーム機とは異なるものなのでしょう。
スイッチの場合、TVモード/テーブルモード/携帯モードという3つのモードがあり、開発もそのことを考えなくてはいけなく、3DSとは開発のしかたも異なってくるはずです。
メーカーが参入しやすくなることを考えて、スイッチと3DSで展開していくのは良いことだと思います。
※全てのゲームが3つのモードに対応しているわけではありません。
3DSの後継機については検討しているだけのようですが、これだけヒットしているゲーム機ですから、後継機が登場するのも当然のことと思えます。
ちなみに、ニンテンドー3DSには派生版もあり、機能を一部削減して低価格化した『ニンテンドー2DS』や、画面が大きくなり専用ソフトも遊べる上位互換機『New ニンテンドー3DS』などが発売されています。
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