失敗から学んだということではなく、Wii Uの経験から学んでSwitchに活かした教訓という意味です。
任天堂はインタビューの中でWii Uは失敗だったという発言はしておりません。
失敗という言葉を記事の中で使っていましたが、誤解させてしまう可能性もあるので一部訂正させて頂きます。
ご指摘ありがとうございました。
米任天堂のシニアプロダクトマーケティングマネージャーであるBill Trinen氏が、Business Insiderのインタビューに答えて、Wii Uの失敗の経験から学んでSwitchに活かしているところについて言及しました。
「Wii U本体やシステムメニューを見たときに、起動して実際にゲームをプレイできるまでの時間が長すぎることがわかるかと思います。最初の頃、これは多くのプレイヤーをいらいらさせる原因となり、問題でした」と、Trinen氏は述べました。
続けて米任天堂のセールス&マーケティング担当シニアバイスプレジデントDoug Bowser氏が、「Switchはボタンを3回押すだけでゲームをプレイできます。なので、非常に使いやすいメニューですね」と話しました。
これがWii Uの経験から学んだことの一つのようです。
そしてファーストパーティ(任天堂)のラインナップについて、Bowser氏は次のように述べました。
「ファーストパーティのラインナップに関しても、Switchでは具体的な計画が立っているのも大きなポイントです。発売と合わせて『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』を出したわけですが、これが非常に成功したタイトルとなっています。そして、そのあとは『マリオカート』から始まり、定期的にファーストパーティから新作を出し続けています」
『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』はSwitchのローンチタイトルとして発売され、米国やヨーロッパ、日本で大ヒット商品となりました。
さらにその後、4月に『マリオカート8 DX』、6月に『ARMS』、7月に『スプラトゥーン2』と任天堂の新作タイトルが継続的に発売されています。
10月27日には『スーパーマリオ オデッセイ』も発売される予定です。
Wii Uと違い、ファーストパーティのラインナップを継続的に充実させることもWii Uの経験から学んだ教訓の一つのようです。
そして最後に、「我々の目標はプレイヤーたちを楽しませることです。」とBowser氏は言いました。
「人々は我々のハードウェア、コンテンツにアクセスして、素晴らしい経験をして欲しいです。だから私たちは積極的に市場を読んで、その傾向が何であるかを理解し、それに応じて調整をしていきます。」
情報源:IGN Japan