Nintendo Switch値上げの可能性について、「現時点でスイッチハードを値上げする予定はない」と任天堂が回答したことが明らかになりました。
一方で今後値上げする可能性については0ではないようで、「ただ、今後状況を注視し、慎重に検討する必要がある」と回答したとのこと。
任天堂は本日公開した「決算説明資料(ノート付)」の中で、
●ゲーム専用機ビジネスの売上高は前年同期比5.7%増の6,314億円となりました。ハードウェアの販売台数は、半導体部品の不足の影響等もあり、前年同期と比較して減少しましたが、主に為替レートが円安に推移したことにより、全体の売上高が増加しました。
●売上総利益率は、ゲーム専用機の売上高に占めるソフトウェア売上高の構成比が上昇したことや、自社ソフト売上高比率の上昇などが見られましたが、他モデルに比べて利益率の低いNintendo Switch(有機ELモデル)がハードウェアのラインアップに加わったことや、半導体部品の不足等により部材コストが上昇した結果、前年同期と同水準になりました。
などと述べており、半導体部品の不足の影響等でハードウェアの販売台数が前年同期と比較して減少し、部材コストが上昇していると説明していました。
こういった状況を踏まえて、値上げについては慎重に検討していくということなのかもしれません。
【更新】
京都新聞にも値上げについてのコメントが出ており、現時点で値上げの予定はないとしたうえで「想定を上回る規模と期間で円安が続いているので今後の状況を見守りたい」と述べたとのこと。
任天堂、スイッチの値上げの可能性について問われ:「現時点でスイッチハードを値上げする予定はない」一方で、「ただ、今後状況を注視し、慎重に検討する必要がある」https://t.co/onEzeUmKEX
— Takashi Mochizuki (@6d6f636869) November 8, 2022