任天堂が本日2月5日、「2025年3月期 第3四半期 決算説明会(オンライン)質疑応答」を公式サイトに掲載しました。
その中で、Nintendo Switch 2の生産計画や生産台数についての質問があり、代表取締役社長 古川俊太郎氏は次のように話しました。
Q6 昨年、Nintendo Switch 2は初期需要を満たすだけの数を生産すると説明されていたが、現在もこの生産計画に変化はないか。また、Nintendo Switchでは、発売直後大幅に伸びた需要に対して、生産数を増やすことに苦労されていたが、Nintendo Switch 2では、そのような懸念は持たなくてよいか。
A6 古川:
Nintendo Switch 2は、2025年に発売を予定していますので、具体的な生産計画については、当期の通期決算発表時に来期の業績予想と合わせてご説明できればと思います。現時点では、なるべく大きな需要を満たせるように、リスクをとって生産を進めているところです。初期需要やその後の需要がどの程度になるのかは、4月2日のNintendo Direct での情報発信後の反響や、体験会を通じて実際に製品に触れていただいたお客様の反応等を見ながら見定めていきたいと考えています。Nintendo Switchの時と同様、急速に生産のキャパシティを増やすのは簡単ではないと考えていますが、これまでの経験も踏まえて、できる限り迅速に対応できるように準備を進めていきます
任天堂の古川氏は、昨年の「第84期 定時株主総会 質疑応答」で、Switchの後継機種の転売対策について「転売への対策として、お客様の需要を満たせる数をしっかりと生産することが最重要だと考えており、昨年からこの考えは変わりません。それ以外にも、各地域の事情を踏まえて、法令の許す範囲で何らかの対策ができないか検討を進めています。」と説明していましたが、2025年2月現在、「現時点では、なるべく大きな需要を満たせるように、リスクをとって生産を進めているところです。」と述べました。
また、Switch2の価格についての質問に対しては次のように回答しています。
Q3 商品の価格に対する任天堂の考えについて聞きたい。昨今のインフレや為替の状況、それによる日本国内と海外市場における価格差を考慮した時に、Nintendo Switchと Nintendo Switch 2とでお客様に受け入れやすい商品の価格帯についての考え方に変化はあるか。
A3 古川:足元でインフレが進んでいることに加え、2017年にNintendo Switchを発売した当時とは為替相場の環境も大きく変わっていることを認識しています。また、お客様が任天堂製品に期待されるお求めやすい価格についても考慮しなければなりません。商品の価格を検討するにあたっては、これらの要因を多面的に検討する必要があると考えています。現時点では Nintendo Switch 2 の具体的な価格をお伝えできませんが、さまざまな点を考慮して検討しています。なお、現時点において Nintendo Switch ハードウェアの価格を変更する予定はありません。
2017年(国内では3月3日に発売)にNintendo Switchを発売した当時とは為替相場の環境も大きく変わっていることは認識していて、また、お客様が任天堂製品に期待されるお求めやすい価格についても考慮しており、商品の価格を検討するにあたっては、これらの要因を多面的に検討する必要があると考えているとのこと。
現時点で、Nintendo Switch 2の具体的な価格はお伝えできないそうですが、さまざまな点を考慮して検討しているということなので、正式発表を待ちましょう。
なお、Nintendo Switch 2は2025年に発売が予定されていますが、現時点においてNintendo Switchハードウェア(初代)の価格を変更する予定はないとのこと。
▽お知らせ
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情報源:2025年3月期 第3四半期 決算説明会(オンライン)質疑応答
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