『ドラクエ』の天空シリーズも現行機で遊べるように？堀井さんが言及

2025年9月16日にYouToubeで配信された番組『バーチャル福岡』からこんにちは！公開生配信スペシャルに、「ドラゴンクエスト」の生みの親である堀井雄二さんが出演しました。

この番組は、『Dr.スランプ』『ドラゴンボール』『ウイングマン』『電影少女』『ドラゴンクエストダイの大冒険』等の初代担当編集で、元・少年ジャンプ編集長で漫画編集者の鳥嶋和彦さんと、ゲームデザイナーの堀井雄二さんがホストをつとめる番組です。
この放送の中で『ドラクエ』のリメイクを語る！！をコーナーがあり、堀井さんが注目を発言を行っています。

当サイトでも紹介したように、『ドラゴンクエストVII Reimagined』がNintendo Switch＆Nintendo Switch＆PS5＆Xbox Series X|S＆Steam＆Microsoft Store on Windows向けとして2026年2月5日に発売されることがスクウェア・エニックスから先日アナウンスされました。
※Steam版は2026年2月6日発売

本作は、プレイステーション向けとして2000年8月26日に発売された『ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち』を、最新のプラットフォーム向けに発売するものです。
『ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち』を再構築したもので、グラフィックは3DCGに一新されたほか、現代にあわせて遊びやすくなっているとのこと。

番組の中では新たに発表になった『ドラゴンクエストVII Reimagined』を中心に語られましたが、堀井さんが天空シリーズにも言及する場面がありました。

天空シリーズはスマホではプレイできるものの、HD-2Dで復活したロトシリーズや、新たに発売がアナウンスされた『ドラゴンクエストVII Reimagined』のように、Nintendo SwitchやPS4など現行機で遊ぶ手段はありません。

ファンの中では天空シリーズの復活を望む声も多くありますが、そんな天空シリーズに対して番組の中で堀井さんが次のように言及しています。

鳥嶋「IV、V、VIじゃなくてVIIってのが…」
堀井「いろいろ動いてるいるのよ、たまたまVII先にできちゃった。」
鳥嶋「いろいろ動いているからVII先にできちゃってわけ(笑)」

このように、いろいろ動いている中で『ドラゴンクエストVII Reimagined』が先にできたとのこと。

また、鳥嶋さんの「IV、V、VIもやってないわけじゃないみたい。」という発言に堀井さんは「言えない」と前置きしたうえで「現行機で遊べるようにしないと」と述べ、HD-2D版やReimaginedのようなリメイクかなどは言及していないものの、現行機でも遊べるようになることを匂わせています。

移植やリメイクではない「ドラクエ」シリーズの完全新作タイトルとしては、『ドラゴンクエストXII 選ばれし運命の炎』がスクウェア・エニックスから発売が予定されているものの、こちらは2021年5月27日に発表になって以降、続報がほぼなくキャラクター情報などはもちろんゲーム画面も公開されていない状態が続いています。

しかし、上記のようにHD-2D版としてロトシリーズが復活しただけではなく、再構築された『ドラゴンクエストVII Reimagined』も2026年2月5日に発売予定で、リメイク計画は続々と進行中。
堀井さんの(天空シリーズを)「現行機で遊べるようにしないと」という発言もあることから、今後、突如発表になったReimaginedのようにサプライズは続いていく可能性はあるかもしれません。

もしかすると、『ドラゴンクエストXII 選ばれし運命の炎』の発売時には、ロトシリーズやReimagined以外により多くのドラクエナンバリングタイトルが現行機でも遊べるようになっている可能性もあるでしょう。