グラスホッパー・マニファクチュアが、NetEase Gamesの傘下入りしたことを発表しました。
代表取締役社長の須田氏は、今回の傘下入りを受けて「これらのサポートを最大限に活用し、今後10年で、よりパワーアップした3本の” グラスホッパー・マニファクチュアの作品”を皆さまにお届けするのが目標です。」とコメントしています。
以下、グラスホッパー・マニファクチュアのニュースリリースより。
グラスホッパー・マニファクチュア、NetEase Games傘下入りのお知らせ
株式会社グラスホッパー・マニファクチュア(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:須田剛一)は、2021年5月31日付にて締結した株式譲渡契約により、NetEase Gamesの傘下に入りましたことをお知らせいたします。
【これからのグラスホッパー・マニファクチュア】
グラスホッパー・マニファクチュアは今年3月に創業23年を迎えました。これまでさまざまなルーツや個性を持ったスタッフによって、ビデオゲームを愛する皆さまにさまざまなタイトルをお届けしてきました。昨今の情勢下にあって、これからのグラスホッパー・マニファクチュアの物づくりや体制についてあらためて熟考するタイミングが生まれました。そこで自社の強みや特殊さについて考えたとき、新たな創作の未来が見えてきたのです。
ご存知のようにNetEase Gamesは素晴らしいプロダクトを世に多く送り出しており、 クリエイティブにおける評判も前から耳にしていました。NetEase Gamesから“ユニークなコンシューマゲームを一緒に作って行きたい”と聞いた時に、その価値観に共感できました。また、我々の作品を理解した上で、創作の自由を尊重し、ゲーマーコミュニティーを大事にするカルチャーも感じました。色々と考えた結果、一緒になることで、よりパワーアップしたクリエイティブを皆さんにお届けできるという結論に至り、NetEase Gamesの傘下に入ることを決めました。
また、NetEase Gamesは我々の強みを理解し、応援してくれるたいへん頼もしいパートナーで、主に経営面でバックアップ頂き、ゲームの開発に必要な開発資金を提供して頂きますが、ゲームの企画・制作は我々が独自性を持って行います。一貫した” グラスホッパー・マニファクチュアのテイスト”とゲーム品質を我々が担保します。加えて、グラフィック制作やQAなどの分野で、NetEase Gamesの数千人規模のアーティストと技術者から非常に心強いサポートを得られることになります。これらのサポートを最大限に活用し、今後10年で、よりパワーアップした3本の” グラスホッパー・マニファクチュアの作品”を皆さまにお届けするのが目標です。
新しい創作の未来に手を伸ばした新生グラスホッパー・マニファクチュアが、これから生み出す歴史にぜひご期待ください。
また、これから一緒に”グラスホッパー・マニファクチュアの作品”を作りたい仲間を幅広く採用しておりますので、 ご興味のある方は是非こちらからご応募頂ければ幸いです:
https://www.grasshopper.co.jp/recruit/
代表取締役社長 須田 剛一
【NetEase Gamesからのメッセージ】
NetEase Gamesの社員はみんな”ゲーム愛好者”で、その中にグラスホッパー・マニファクチュアのファンも数多くおります。須田さんの作品は強烈な作風を持ち、コンセプトからディテールまで明確な設計の哲学と独特のティストで貫いて、フィルムノワール、推理小説、パンクロック、サイケデリック・ミュージック、サイバーパンクなどの要素を巧妙に融合しています。空気の作り方、アクションとストーリーのリズム感の把握は秀逸であり、十年一日の情熱に強く感心し、尊敬しております。
NetEase Gamesは光栄にも須田さんとグラスホッパー・マニファクチュアと今後一緒に歩んで行く同伴者となったことで、今後はクリエイティブにおける自由な環境と充足したリソースを提供し、より強化されたグラスホッパー・マニファクチュアから世界中のゲーム愛好者に多くのユニークな作品を提供して行ければと考えております。
これは同時に、NetEase Gamesから日本や海外の優秀なゲームクリエイターに対するメッセージでもあります。 NetEase Gamesが”Unleash the potential of creators”(クリエイターのポテンシャルを解放)と “Bring quality interactive entertainment experiences” (最高のインタラクティブエンタテインメント体験をお届けする)を目指して、もっと多くの優秀なクリエイターの力となり、多くの良いゲームを作り続けて行きたいと考えております。
NetEase Games自身は1万人以上の開発者を持つ大きな開発者”連盟”です。また、過去数年に、投資、JVの設立、共同開発などにより、日本、米国、欧州やその他地域に多くの優秀なゲームスタジオと提携しています。
加えて、サポートが必要なスタジオに対しては、可能な限り資金、技術、資源などを提供します。また、世界中のトップクラスのクリエイター同志の交流も提供し、ポテンシャルの解放や理想の作品制作を全面的にサポートします。
【株式会社グラスホッパー・マニファクチュア について】
株式会社グラスホッパー・マニファクチュアは、東京都千代田区に拠点を置くインタラクティブ・エンターテイメント・ソフトウェア開発会社です。1998年の創立以来、多くの作品でCEO/ゲームデザイナーの須田剛一が脚本・監督を務め、その独特で革新的な作風で世界的に注目を集めています。
主に家庭用プラットフォーム向けゲーム開発で20年以上、25タイトル以上の開発実績があります。
主な作品:『ノーモア☆ヒーローズ』シリーズ、『LOLLIPOP CHAINSAW』『killer7』
URL:https://www.grasshopper.co.jp/
【NetEase Gamesについて】
NetEase GamesはNetEase,Inc.(NASDAQ: NTES / HKEX: 9999) が設立したオンラインゲーム事業部です。中国本土や日本などを含む海外市場で、人気のあるスマホやPCゲームの開発及び運営を行っております。高品質なオンラインゲームコンテンツを提供する世界最大級のゲームメーカーの1つとして、NetEase Gamesは世界中のスタジオの成長をサポートしながら、その過程で自社の知名度や存在感を高めております。そして、自社の開発力や世界でも通用する研究能力を向上させるため、ブリザード・エンターテイメントやモージャンAB(マイクロソフトの子会社)のような世界的にも有名なゲームメーカーと提携し、人気のあるグローバルオンラインゲームの運営にも携わっております。
より詳しい情報はこちらのホームページをご覧ください。
主な作品:『荒野行動』『Identity V』『ライフアフター』『NARAKA: BLADEPOINT』
URL:https://www.neteasegames.com/
グラスホッパー・マニファクチュア、NetEase Games傘下入りのお知らせ。
詳細は弊社オフィシャルサイトを参照ください。https://t.co/moNWkQwBTT— グラスホッパー・マニファクチュア (@Grasshopper_JP) October 22, 2021
グラスホッパー・マニファクチュアは8年間お世話になったガンホーグループから、ネットイースグループに移籍しました。
これからも変わらずビデオゲームのド真ん中で新作ゲームを作り続けていきます! pic.twitter.com/BK5eUNJWpd— SUDA51/須田剛一 (@suda_51) October 22, 2021
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