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【月間総括】Nintendo Switchは世界的に好調なるも国内展開は厳しいものになる?

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gamesindustry.bizに、エース経済研究所のアナリスト安田秀樹さんによるコラムが掲載されています。
現時点で、ニンテンドースイッチについて厳し目の論調となっているようです。

世界的に品薄になるほど売れているニンテンドースイッチですが、アナリスト安田秀樹さんによれば、このままでは国内では求心力を得られず失敗に終わってしまう可能性が高いとのこと。

任天堂にヒアリングしたところ,供給量が少ないのは,欧米での受注が強く,欧米を優先したためとの回答であった。つまり,据え置き機の主戦場である欧米を優先した結果,日本に投入する台数が減ったとのことである。しかし,この施策はあまりよいとは思えない。日本市場はゲーム機ビジネス誕生から一貫して市場をリードする傾向があり,日本軽視の施策は今後への影響が大きいだろう。
情報源:gamesindustry.biz

現在日本国内で品薄(供給量が少ない)なのは、「据え置き機の主戦場欧米を優先したため」だそうです。
そのため、日本に投入する台数が減ってしまったとのこと。

日本市場はゲーム機ビジネス誕生から一貫して市場をリードする傾向があり、この日本軽視の施策は今後への影響が大きいと指摘しています。

エース経済研究所では、2週めまでに(日本国内で)50万台生産できなければ、失敗がほぼ確定するという予測を立てていました。
初週が約33万台、2週めが約6万2000台、3週め約5万台で、合計44万台のニンテンドースイッチ本体が日本国内で販売されています。

エース経済研究所では,ここ25年間のデータから,国内における新型ゲーム機の成否は「発売後2週間で50万台程度の販売ができるかどうか」だと分析している。ということは,

(1)2週めまでに50万台生産できなければ,失敗がほぼ確定し
(2)発売までの準備が成否を決め
(3)発売後の挽回策にも効果がない
情報源:gamesindustry.biz

前述の通り,ゲーム機の成否は2週めに50万台を販売できるかどうかにかかっており,Switch発売までの施策と初週および2週めの供給力に注目したい。

3週めまでに合計44万台という数字になったスイッチ本体の売り上げですが、、前述したように欧米ではNintendo Switchが好調なようです。

欧米では、初週の販売台数が任天堂が発売した歴代のハードで最も多かったことがアナウンスされていて、店頭に出荷されても即完売という状態が続いてるそうです。

ところで,前述のとおり,Switchは欧米で相当に好調なようだ。すでに初週の販売が,任天堂が発売した歴代のハードで最も多かったことがアナウンスされたほか,欧州の一部でハードに対する「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」の装着率が90%を超えたとの一部報道がある。
 また,3月17日には,Switchの来期の生産数量を倍増の1600万台とする記事http://jp.gamesindustry.biz/article/1703/17031702/が出ている。欧米の好調を考えると,増産しないとは考えにくい。実際,任天堂も増産の検討をしていることは認めている。
情報源:gamesindustry.biz

噂レベルではありますが、スイッチ本体はNintendo Switchは最初の年に2000万台の出荷の可能性もあるそうで、当初の予定よりも倍~倍以上の出荷を目指しているとのこと。

エース経済研究所のアナリスト安田秀樹さんは国内では厳しい評価を下していますが、今後『マリオカート8 デラックス (4月28日)』『ARMS (2017年春)』『スプラトゥーン2 (2017年夏)』『スーパーマリオ オデッセイ (2017年冬)』など、任天堂発売のゲームだけでもかなりの注目タイトルが揃っています。

評価を下すのは、これらのタイトルが発売されてからでも遅くはないでしょう。

『スプラトゥーン2』の発売前にはまた一気に本体が売れるでしょうから、そこで品切れにならないくらい本体を出荷できるかが鍵になりそうです。

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