任天堂古川社長「今後も皆様のお手元に少しでも多くの Nintendo Switch 2をお届けできるよう努めていく」

本日2025年7月2日、任天堂が第85期定時株主総会質疑応答を公式サイトに掲載しました。

この中で、品薄状態となっている「Nintendo Switch 2」について質問があり、任天堂の代表取締役社長である古川俊太郎さんは次のように答えています。

Q3 Nintendo Switch 2 は、特に日本国内では需要を満たせていないと考えている。その要因は生産数の不足によるものか、それとも需要の予測が甘かったのか。

A3 古川：
現在 Nintendo Switch 2 は、多くの国において供給を上回る需要をいただいている状況にあり、お客様にはご不便をおかけしています。
株主様ご自身やご家族、ご友人の中にも、Nintendo Switch2 が未だに手に入らないという方がおられると存じます。

日本国内のこれまでの Nintendo Switch 2 の販売の経緯をご説明しますと、当社が直接販売を行う公式オンラインストア「マイニンテンドーストア」において、4月上旬より、一定の条件を満た
す方が Nintendo Switch 2 の購入に応募できる抽選販売の受付を開始いたしました。この応募数が当社の想定を大きく上回ったことから、4月23日に私の名前でX向けに発信を行い、220万人を超える多数のご応募があって、相当数の方が当選しない見込みであることと共に、皆様のご期待にお応えできないことをお詫びいたしました。
その後、マイニンテンドーストアでは計4 回の抽選販売を行いましたが、いずれにも当選されなかった方がおられます。
こうした方々に向け、第5回の抽選販売を7月上旬より行う旨を、一昨日ご案内しました。

販売店様においても、当初、多くは抽選の形で販売をされていたようですが、先週末頃から、少しずつ店頭販売をされる店舗も現れてきていると認識しています。
引き続き生産体制の強化に努めるなど、生産や供給の体制を整えながら、今後も皆様のお手元に少しでも多くの Nintendo Switch 2 をお届けできるよう努めてまいります。

上記のように、「Nintendo Switch 2」を未だに手に入らないという方がいると存じているとのこと。
販売店においても、当初、多くは抽選の形で販売をされいたものの、少し前から、少しずつ店頭販売をされる店舗も現れてきているということです。
実際、2025年6月下旬ごろ条件ありのところが中心とはいえ、ヨドバシカメラなど店舗販売するところも増えてきていました。

現在は、引き続き生産体制の強化に努めるなど、生産や供給の体制を整えながら、今後もユーザーのお手元に少しでも多くの「Nintendo Switch 2」をお届けできるよう努めていくとのことです。