4gamerに続いて、ファミ通.comでもNintendo Switch用ソフト『スーパーマリオ オデッセイ』のプロデューサー・小泉歓晃氏へのインタビューが掲載されました。
以前もお伝えしたように、本作はCEROの年齢区分が「B:12歳以上対象」になっています。
年齢制限のないゲームが多いマリオシリーズで、このようなことになるのは非常にめずらしいことです。
今回CERO区分がBになった理由について、小泉氏は次のように述べています。
――気になったのが、今作はCEROの対象年齢がB(12歳以上対象)になっているんですね。『スーパーマリオ』シリーズとしては珍しいと思うのですが、Bになった理由をお聞かせください。
小泉 今回はリアルな街やタンクなど出てくるんですよね。これまでの『スーパーマリオ』シリーズだとパステル色のようにふわっとしたタンクだったんですが、あそこで出すタンクはそこそこリアルにする必要があって。それがいままでよりも年齢が高めに見えてしまったということで、Bになったのではないかと思っています。――Bになった判断材料としては、そのタンクくらいなんですか?
小泉 いままでよりもリアルな、大人っぽい世界の中でマリオがアクションするというのは、僕らの中でいい違和感があると思って採用しているんですが、そのあたりのリアルな世界もBに上がった理由かもしれません。――判定をA(全年齢)にするための修正などはされなかったわけですね。
小泉 たとえば欧州だと7歳以上、アメリカでは10歳以上と、全世界で見ると幅があるんですね。我々としては、それをどこかに合わせなくても問題なく遊べると思っていますので、あとはお父さん、お母さんにご判断いただければいいかなと。
今までのマリオシリーズよりも、リアルな大人っぽい世界を表現したことがBになった理由かもしれないとのことです。
「都市の国」何かはその典型で、今までのマリオシリーズにはないようなリアル路線のステージになっています。
都市の国、ニュードンク・シティの住人「ニュードンカー」。スーツと帽子をさらりと着こなしているのが特徴です。まじめな性格ですが、とても熱い一面も…! pic.twitter.com/ghlmdtwwAM
— スーパーマリオ オデッセイ (@mario_odysseyJP) 2017年8月2日
といった感じで、『スーパーマリオ オデッセイ』のお話しを中心に、Switchの品薄問題についてや、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』や『スプラトゥーン2』などのヒット作が続く任天堂の開発体制など、さまざまなことについて小泉氏は述べています。
インタビュー全文は下記からチェックできるので、ぜひご覧になってみてください。
⇒ファミ通.com
『スーパーマリオ オデッセイ』小泉Pに訊く、心に刺さる驚きを目指した“箱庭マリオ”の革新と、名作が続く任天堂開発の秘訣 https://t.co/IcgpNlJYgW pic.twitter.com/1C3dJ57ciZ
— ファミ通.com (@famitsu) 2017年10月25日