本日2017年11月8日に、株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングスが決算発表を行いました。
決算発表では、2017年7月29日に発売された『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』や、Nintendo Switchについて言及があったようです。
以下、Wall Street Journalの記者Takashi MochizukiさんのTwitterより。
スクエニ<1>:
-ドラクエ11は300万本超、「概ね目標は達成。今後さらに積み増す」
-NieRは200万本超、「予定の倍、ダウンロード比率も高く嬉しい誤算」
-FF15は660万本近くまでいっている。
(続)— Takashi Mochizuki (@mochi_wsj) 2017年11月8日
スクエニ<2>:
-(上期実績が良かったのに通期見通しを据え置いた理由を聞かれ、その1つとして)上期にはドラクエなどの大きい弾があったが下期はそれらがないため
(筆者考:Switch向けDQ11やオクトパスは4月以降?とも受け取れる。なお、スイッチ版DQ11の発売時期についての明言はなし)
(続)— Takashi Mochizuki (@mochi_wsj) 2017年11月8日
スクエニ<3>:
-下期では未発表のスマホタイトルがある
-来期は大型の海外タイトルを予定、E3に向け仕込んでいる。「シャープで」「かなりのパワーが有り」「出来は良い」
(続)— Takashi Mochizuki (@mochi_wsj) 2017年11月8日
スクエニ<4>:
-PS4、Xbox、Switchは「コアアーキテクチャは似てきている」。基本となるバージョンを作り、PC向け、Xbox向け、PS向け、Switch向けとそれぞれ微調整をかけることでマルチ対応は可能。
(続)— Takashi Mochizuki (@mochi_wsj) 2017年11月8日
スクエニ<5>:
-(Switchの勢いについて聞かれ)海外出張などでリテーラーやパブリッシャーと話すと非常に売れていると言う。相当勢いがあるんだろうな、という認識
-任天堂が好調なのは(出口の1つとして)我々にとって非常にありがたい。
-SwitchはPS4やXboxと違いユニークなポジショニング。
(続)— Takashi Mochizuki (@mochi_wsj) 2017年11月8日
スクエニ<6>:
-ゲームではハイエンドとローエンドの2極化が進みミドルレンジが消えてしまったがSwitchではそういったソフトにチャンスが有る
-そこは我々の得意とする所、マルチになる可能性が高いが(Switchに対する)期待は高いし投入をしてく。積極的な開発をしていく。
(続)— Takashi Mochizuki (@mochi_wsj) 2017年11月8日
スクエニ<7>:
-(Switch向けのソフトにおいて)IPは新規・既存・復活含めあらゆる可能性を排除せず積極的にやっていく
(了)— Takashi Mochizuki (@mochi_wsj) 2017年11月8日
Nintendo Switchについて、「マルチになる可能性が高いが(Switchに対する)期待は高いし投入をしてく。積極的な開発をしていく。 IPは新規・既存・復活含めあらゆる可能性を排除せず積極的にやっていく」と好意的なコメントを出しています。
また、Switchに対して「PS4やXboxと違うユニークなポジショニング」、「ミドルレンジ(中規模)のソフトにもチャンスがあるハード」という印象を持っているようです。
スクウェア・エニックスは、『いけにえと雪のセツナ』『ロストスフィア』『みんなでワイワイ! スペランカー』『聖剣伝説コレクション』『ドラゴンクエストヒーローズI・II for Nintendo Switch』『ドラゴンクエストX』といったソフトをSwitch向けにリリースしています。
今後のラインナップとしては、『プロジェクト オクトパストラベラー』『ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ』『ドラゴンクエストビルダーズ2』が予定されています。
これからさらに対応ソフトが増えていくかもしれませんね。
なお、本日の決算発表の資料は公式サイトから閲覧することができます。
⇒IR情報|株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス