東洋経済オンラインに、カプコンの辻本春弘社長のインタビューが5月25日に掲載されました。
このインタビューの中で、Nintendo Switchについての言及がありました。
――スイッチにソフトメーカーがどのように対応するかが注目されている。どのような印象を持っているか。
実感としてあるのは、ユーザーはスイッチというゲーム機そのものに興味を感じて購入しているということ。私の小学生の二女も、それまでは家庭用ゲーム機で遊ばなかったのに、スイッチは欲しいと言ってきた。
ソフトメーカーとして重要なのは、ユーザーがスイッチのゲームに何を求めているかを理解することだ。
スイッチに似た例として、「ニンテンドーDS」のときも、2画面という独自の機能に対する懸念が強かったが、それを覆して爆発的な売れ方をした。ただ、それは任天堂自身がその機能を生かしたゲーム展開を行ったからで、初期段階のほかのゲームはなかなか売れなかった。これは「Wii」のときもそうだ。
結局、ゲーム機の特性にフィットしたゲームを出さないと見向きもしてくれない。VRに関しても同じことがいえる。今現在、多種多様なVRゲームが出ているが、ユーザーに評価されているものはほんの一部だ。
カプコンとしては、どの機種に対してもゲームを提供できる体制を目指し、基礎研究を進めている。スイッチについても、5月に『ウルトラストリートファイターⅡ』を発売するので、状況を見ながら対応を考えていく。
情報源:東洋経済オンライン
スイッチというゲーム機自体にユーザーが興味を感じて購入している。と、辻本氏は話しました。
また、これまで家庭用ゲームで遊ばなかった小学生の娘も「スイッチが欲しい。」と興味を持ったそうです。
気になるのは、今後の展開です。
今後については、5月26日に発売する『ウルトラストリートファイターⅡ』で状況を見ながら対応していくとのことです。
売り上げで成功を収めて、スイッチをサポートしていって欲しいですね。
インタビュー全文は、東洋経済オンラインでご覧になってみてください。