海外ゲームメディアGame Informerに、ゲームフリークの開発者インタビューが掲載されています。
前回公開された動画インタビューに引き続き、今回も増田順一さんと大森滋さんがポケモンシリーズなど、様々なことについて話しています。
『ポケモン』にはなぜストーリーが必要なのかについて、その理由を二人は下記のように話しました。
大森滋さん:
「例えば『サンムーン』ですとストーリー性みたいなものを、今までのシリーズと比べると入れてきたかなと思っています。」
「これはどっちかというと、ハードが進化するにつれて表現力が上がっているってこともあるので、そこに対してキャラクターの魅力であったり、ストーリーの魅力っていうのを演出として魅せる必要があるなって思ってストーリー部分のほうを結構大事にサンムーンとしては作りました。」
「表現力が凄く上がったので、描ける部分が非常に多くなったんですね。」
「例えば、キャラクターの表情一つとってもドット絵のときは出来なかったけど、ちょっとしたモーションの動きとかストーリー性が出せる。」
「そういったもので表現できるストーリーもあるんじゃないか。っていうことを思ってストーリーを、演出を強化している部分はあると思います。」
増田順一さん:
「当時子供だった人たちっていうのはどんどん大きくなって。20年間の間にみんな20歳って歳をとっている状況なので、前と同じではなくて少しテーマ性であったりとか、みんなにもいちょっと考えて欲しいことだったりとか、『ポケモンX Y』だと友達と冒険しにいく。みたいな。」
「大人にももう一回子供の気持ちに帰って欲しいみたいな。」
「そういった要素を入れる場合もあって、そういうときにストーリーとして大人でも楽しめる部分っていうのは意識しています。」
と話しました。
他、さまざまなことを話しているので、興味のある方はぜひ動画をチェックしてみてください。