調査会社のNPD調べによりますと、米国でのNintendo Switchの2017年4月の販売台数は28万台以上だったことが分かりました。
Nintendo Switchは、3月に続いて4月でも最も売れたゲーム機だったようです。
ソフトでは、『マリオカート8 デラックス』が46万本以上のパッケージ版が販売され、4月のトップセラーのビデオゲームになりました。
ダウンロード版を考慮すると、55万本以上になるとのこと。
この数字をより印象的なものにしたのは、『マリオカート8 デラックス』が4月28日に発売されたことです。
4月28日~29日の2日間の売上だけでこの数字ということになります。
Switch版の『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』も勢いを続けていて、4月のビデオゲームランキングで3位になりました。
『1-2-Switch』とダウンロード専用ゲーム『いっしょにチョキッと スニッパーズ』も好調に推移しました。
情報源:Business Wire
Wall Street JournalのTakashi Mochizukiさんによれば、「マリカはWiiU版の焼き直しだからそんな売れないのでは。」というアナリストの声が多かったそうです。
4月だけでこれだけ売れたことを考慮すれば、多少のサプライズとのこと。
NPDによると、米国におけるスイッチの4月販売台数はおよそ28万。アナリストらは供給不足や4月は動きの鈍い期間と考えると、発売当初の勢いは保っているとコメントしています。https://t.co/XxOdzTkvOr
— Takashi Mochizuki (@mochi_wsj) 2017年5月17日
アメリカで28万台売れたということはグローバルでは80万-100万くらいのイメージでしょうか。4月ということを考えると、年度計画の1000万に対しはよい印象。議論としては今の勢いの柱が「米国でのゼルダ」「日本でのスプラ需要先食い」だけによるものなのか、というところでしょうか。
— Takashi Mochizuki (@mochi_wsj) 2017年5月17日
マリカはWiiU版の焼き直しだからそんな売れないのでは、というアナリストは多かったので、これは多少サプライズでしょうか。「あの」WiiUですら売れたスプラはSwitchでどれだけ伸びるのか。
— Takashi Mochizuki (@mochi_wsj) 2017年5月17日
6月16日には『ARMS』、7月21日には『スプラトゥーン2』の発売が控えてますし、まだまだ勢いは続いていくことになりそうです。
それにしても、今でこれなら『スプラトゥーン2』が発売されたらどうなるかある意味で怖いですね。
仮にそこで本体の供給が完全に追いついたとしても、2の発売効果で再び在庫切れになりそうな感じがします。
『スプラトゥーン2』発売に向けて、任天堂には十分な数のSwitch本体を用意しておいてもらいたいですね。