日経ビジネスオンラインで、ニンテンドースイッチに関する記事が公開されています。
この記事では、ニンテンドースイッチのローンチタイトルが弱いことなどを紹介していて、どうしてそのようなことになったのかを分析しています。
以下、気になったところをいくつか抜粋してみました。
主な抜粋
・日本では8本のソフトがローンチタイトルとして発売されますが、「マリオなど人気シリーズの新作を楽しみにしていた人にとっては不満の残る内容だった。でもそれは、Nintendo Switchの発売直後に品薄で買えなくなる状況を避けたかったのだろう。」と分析しています。
実際、「スーパーマリオオデッセイ」や「スプラトゥーン2」などがローンチで出た場合、今よりもさらに品薄になっていたでしょう。
転売も今よりさらに活発になっていた可能性が高いです。
そうなると、「わざと品薄にしているのだろう」と消費者からも声が上がり、Nintendo Switchのイメージやブランドが低下してしまう。
そういったことを避けたかったのかもしれない。と同記事で述べていました。
『スーパーマリオオデッセイ』は2017年冬発売、『スプラトゥーン2』は2017年夏発売。
『スプラトゥーン2』が発売される夏くらいになれば、十分な数が出荷されると予想されますからね。
この2つが発売されてない今でも全国的に品薄になっていますから、もしどちらかでもローンチで出ていたとしたら在庫不足で恐ろしいことになっていそうです。
・2つめの狙いとして、「任天堂ハードでサードパーティー製(任天堂以外の発売)タイトルが売れない状況に歯止めをかけたかったのではないだろうか。」と分析しています。
サードパーティー製が売れないのはニンテンドーDS、Wii時代から言われてきたことです。
ニンテンドー3DSを発表した「任天堂カンファレンス2010」でも、岩田 聡元社長が任天堂が取り組むべき課題として、この問題を挙げていました。
※この問題については任天堂公式サイトにも掲載されてます。
任天堂のローンチタイトルを豪華にしすぎないで、『ドラゴンクエストヒーローズI・II for Nintendo Switch』『スーパーボンバーマン R』『信長の野望・創造 with パワーアップキット』『ぷよぷよテトリスS』『いけにえと雪のセツナ』『魔界戦記ディスガイア5』といったサードパーティー製のローンチタイトルに花を持たせたのではないだろうか。
そう記事では分析していました。
・他に、Joy-Conに搭載された『モーションIRカメラ』と『HD振動』への期待感。スプラトゥーン2のローカル対戦が「モンハン」的なブームの再来を予感させる。などが書かれていました。
記事の冒頭では、「Nintendo Switchは間違いなく成功すると感じた。」と、この記事のライターの岡安さんが述べていました。
以上
なかなか興味深い記事でした。
『スプラトゥーン2』など、しっかりとしたソフトが揃う頃にはスイッチ本体も十分な数が出荷されているでしょうし、本当の勝負は今ではなくその頃なんでしょうね。
後は、やはり「サードパーティー」不足が気になります。
WiiUではサードパーティー製のソフト不足がずっと指摘されていました。
WiiU以上に、色々なメーカーからたくさんのソフトが発売されて、売れていってくれることに期待したいところ。
そのために、開発しやすい環境を整えたりと、任天堂のサポートが必要になってくるでしょう。
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