伝説のRPG『moon』が、Nintendo Switch向けとして2019年10月10日に配信されることが本日放送された「Nintendo Direct 2019.9.5」で発表されました。
販売価格は1,980円(税込)です。
伝説のアンチRPGが、Nintendo Switchで復活!『moon』は10月10日配信。このダイレクト終了後、あらかじめダウンロード開始。#NintendoDirectJP pic.twitter.com/jdmtiLtANZ
— 任天堂株式会社 (@Nintendo) 2019年9月4日
本作は、1997年にアスキーから発売されたPlayStation用のRPGです。
ジャンルは「リミックスRPGアドベンチャーゲーム」。
アンチRPGとして開発され、そのゲーム内容から現在もカルト的な人気を誇っているタイトルとなります。
その後、『MOON』の開発陣によって『エンドネシア』や『ギフトピア』、『ちびロボ!』、『キャプテン★レインボー』など、「ラブデリック系」と呼ばれるさまざまな関連作がリリースされてきました。
(これらはMOONの続編ではない)
今回リリースされることが決定したSwitch版は、オリジナルスタッフが完全監修&完全移植したものになるとのことです。
【更新】
Switch eショップにて、「あらかじめダウンロード」も開始となりました。
■MOON 配信ページ
以下、任天堂公式サイトから本作の概要です。
「もう、勇者しない。」
戦闘のないRPG、再び・・・
22年前の満月の日に発売された、伝説のアンチRPG「moon」がオリジナル版スタッフによる監修&完全移植で登場!
皆さんがRPGを遊ぶ時、ふと疑問に思ったことはありませんか?
「なぜ勇者は勝手にタンスをあけて人の家からアイテムを盗むのか?」
「なぜ勇者は世界中のモンスターを皆殺しにするのか?」
誰もが感じるRPG世界の奇妙な出来事。
このゲームではそんな見慣れたRPG世界を新たな視点から味わうことができます。[物語]
月の輝く或る夜、ひとりの少年がテレビの中に吸い込まれてしまいます。
少年が落ちたのは、とあるゲームの世界「ムーンワールド」。
少年は失われた月の光を取り戻すため、「ラブ」を探す旅に出るのでした。この世界には経験値稼ぎのために罪のないアニマルを殺しまくる勇者がうろついていました。少年は勇者が殺したアニマルの魂を救済しながら、世界中の「ラブ」を集め、成長していきます。
そう、このゲームは戦いではなく、「ラブ」によってレベルアップするのです。
旅の途中に出会うこの世界の住人たちは、ひとクセもふたクセもある愉快な人ばかり。
曜日や時間によって変化する人々の生活、生き様を観察して、彼らが隠している「秘密のラブ」も見つけてください。「さあ、あなたの力で扉をあけて。」
[ちゅうもくポイント]
★戦闘のないRPG!
★「ラブ」を集めてレベルアップ!
★時間で変化する人々の行動と生活!
★勇者に殺されたモンスターの魂を助けるソウルキャッチ!
★自分でBGMを選ぶ「MDシステム」全曲ステレオ化!
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