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スイッチ入荷と『ドラクエXI』についてゲオのバイヤー武藤氏と海津氏へのインタビューが掲載

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ゲオ購買流通部 商品購買課(ゲームバイヤー)の武藤崇史氏と海津祐樹氏のインタビューがインサイドに掲載されています。

今回はスイッチ入荷と『ドラクエXI』に関するお話が中心です。
以下、インサイドより一部抜粋です。

――Nintendo Switchの発売から4か月経ちましたが、改めてハードとしての印象はいかがですか?

武藤崇史氏(以下 武藤): 以前のインタビューでもお話したように、Nintendo Switchの品薄状態は、ゴールデンウィーク明けくらいには収まるかと思いましたが、そんなレベルではありませんでした。特に、これまでPS4を所有し、Wii/Wii Uは所有していないユーザーが『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』を目当てに、Nintendo Switchを購入している印象を受けます。さらに、既存のWii/Wii Uユーザーも『マリオカート8 デラックス』や『スプラトゥーン2』のためにNintendo Switchを購入している事もあり、いまだに品薄状態が続いているのではないかと考えています。

海津祐樹氏(以下 海津): Wii Uなど他のハードと比べても販売のペースが落ちなかったです。しばらくしてこの熱が落ち着くかなと思っていましたが、『スプラトゥーン2』や『マリオオデッセイ』、『モンスターハンターダブルクロス』などの注目タイトルの存在もあり、需要が高いまま推移しています。

――Nintendo Switchの現在の入荷状況はいかがですか?

武藤: 実際のところ、欲しい人の10人に1人くらいしか行き届いていないのが現状です。ゲオでは抽選販売を行っている店舗もあるのですが、お店に状況を聞くと、いまだに10倍以上の倍率が続いています。需要と供給に関してはバランスが全く取れていないです。この状況は、まだまだ続くのではないでしょうか。

海津: 中古の話ですと、Nintendo Switchを買い取った数が発売週からの同週比較でPS4の10分の1、Wii Uの5分の1くらいで非常少ないです。これから多くの注目タイトルがリリースされる事もあり、現状は中古に戻ってくる数が増えることはしばらくなさそうです。

品薄が続くSwitch本体ですが、欲しい人の10人に1人くらいしか行き届いていないのが現状のようです。
ゲオの店舗では抽選販売が行われているところもあるようですが、倍率10倍以上が続いているとか。
仮に出荷量が今までの2倍になっても、倍率10倍なら全然足りない感じがしますね・・。
これで『スプラトゥーン2』が発売されたとなるとさらに厳しくなりそうです。

しかも、中古の本体もなかなか入ってこないそうです。

武藤氏によれば「この状況は、まだまだ続くのではないでしょうか。」とのこと。

――やはり『スプラトゥーン2』の存在は大きいのでしょうか?

武藤: 若い世代の『スプラトゥーン2』に対する熱量は、少し上の世代の『ドラゴンクエスト』と同じくらいだと思っています。両作は、どちらも7月中に発売するので、7月はゲーム業界として大きく動く事になりそうですね。

海津: ゲオでは、オリジナル特典を付属した『スプラトゥーン2』の限定版の予約受付を7月まで行う予定だったのですが、予約数が多く結局6月中旬で締め切ってしまいました。それなりの数を用意したつもりでしたが、全然足りませんでした。

ゲオでは『スプラトゥーン2』の予約特典として、「イカすコップ(2 個セット)」が付いてくるのですが、6月中旬で予約を締め切ってしまったみたいです。
7月まで行う予定だったようですが、想像以上に予約が集まったんでしょうね。

――『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』が7月29日に発売されます。現状の予約状況やお客さんの反応はいかがですか?

武藤: PS4と3DSの二機種で発売されるので、どちらの商品をどのくらいの割合で発注すればいいのか読みづらかったですね。3DS版を多めに発注したのですが、初回の予約ではPS4版が多かったです。ただ、毎週のように、スクウェア・エニックスさんは『ドラクエXI』の情報を小出しにしているので、それによって予約状況の流れも変わってきています。例えば、3DS版のすれ違い通信要素の詳細が公開された後からは、3DS版の予約が増えました。現在のPS4版と3DS版の割合は、本体同梱版と合わせると5対5です。

海津: 『ドラクエ』は過去もゲーム機本体の売上をけん引した実績があるので、それにも期待しています。

――PS4版と3DS版を同時に予約する人もいるのでは?

武藤: 同時予約をするゲオの会員の比率は、全体の約1割程度で、初動からほとんど変化がない状況です。ただ、今後情報が公開されていくにつれて、PS4版と3DS版の差異がわかって、同時予約する方も増えるのではないかと思っています。

PS4と3DSで発売される『DQ11』に関しては、本体同梱版と合わせると5対5の予約率になっているようです。
最終的にどちらがどれくらい売れるのか興味深いですね。

また、最後に「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」についても述べています。
初回から大幅な増産を期待しているようです。

――「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」が発表されましたが、バイヤーとして期待していることは何ですか?

武藤:「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」より、スーパーファミコンの方がよりユーザー層が広いと思います。昔ゲームで遊んでいたけれど、今はもう卒業した方、あるいはスマートフォンゲームで十分となっているユーザーに対して、もう一度コンシューマーゲームを触れて、興味を持ってもらうきっかけになって欲しいです。また、「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」は、需要に対して供給不足のまま一旦の生産終了となってしまったため、今回は初回から大幅な増産を期待しています。

情報源:インサイド