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Switchソフト『ドンキーコング リターンズ HD』のレビュー

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『ドンキーコング リターンズ HD』が、Nintendo Switch向けとして2025年1月16日から発売開始になりました。

本作は、Wii向けとして2010年12月9日に発売されたアクションゲーム『ドンキーコング リターンズ』のSwitch移植版です。

本作はニンテンドー3DS向けにも『ドンキーコング リターンズ3D』として移植されていたことがあり、3DS版は新コースが追加されたほか、アクション初心者向けモードも追加されるなど、パワーアップした内容でした。
今回のSwitch版は3DS版の新コースも収録されているほか、グラフィックがHDになるなどより遊びやすくなっています。

ただ、Switch版の大きな追加要素(Switch版だけで遊べるコースなど)はなく、3DS版をプレイしたことがある方にとっては新鮮味は薄く感じるかもしれません。

『ドンキーコング リターンズ HD』をクリアしましたので、詳しくレビューをしていきます。
購入を迷っている方は参考にしてみてください。

【製品概要】
■メーカー:任天堂
■機種:Nintendo Switch
■発売日:2025年1月16日
■価格:パッケージ版は6,578円(税込)、ダウンロード版は6,500円(税込)
※掲載している価格等の情報は、2025年1月20日 13時00分時点のものです。

新たに生まれ変わったドンキーコング

管理人はWiiと3DS版はプレイ済みであり、上述したように『ドンキーコング リターンズ HD』はニンテンドー3DS版がベースになっていて、3DS版で追加された新コースをプレイすることもできます。
ただ、Switchならではの新コースなどはなさそうで、新鮮味というのはありませんでした。

Wii版だけプレイした方ならば、新コースもあり懐かしく楽しめると思いますが、3DS版をプレイした人にとってはより綺麗に、そして大画面で遊べるというメリットはあるものの、新鮮な感覚はないかもしれません。

『ドンキーコング リターンズ』は、ゲームとしては王道的な横スクロールアクションになっています。
スーパーファミコンで発売された「スーパードンキーコング」シリーズの続編ではなく、「ドンキーコング」の新たなタイトルとなっており、「スーパードンキーコング」シリーズのレア社ではなくレトロスタジオが開発したタイトルとなるため、雰囲気もまた違ったものになる。

「スーパードンキーコング4」のような感じではなく、完全な新作タイトルという気持ちで遊ぶのが良いでしょう。

とはいえ、ローリングアタックなどお馴染みのアクション、タル大砲やトロッコなどのギミックなどは健在で、雰囲気は少し違うもののシリーズの伝統は受け継いであります。

グラフィックの進化

『ドンキーコング リターンズ』はもともとWii向けに発売されたゲームです。
Wii版も十分に綺麗なグラフィックでしたが、Switch版はHDに対応したことでよりクッキリと美しいグラフィックで楽しめるようになりました。

「スーパードンキーコング」シリーズ以来という方や、Wii版や3DS版をプレイした方はグラフィックの進化を感じられるでしょう。
もちろん、初めてプレイする方も驚きを感じられるかもしれません。

ボリューム

上述したように、Switch版では3DS版にあった新コースも収録されているため、アクションゲームとしてのボリュームは十分。
特に不満に感じることはありませんでした。

やりこみ要素も豊富で、一部のコース(ほとんどのコースといってもよい)に隠されたパズルピースとKONGマークを集めることに加え、コースクリア後はタイムアタックにも挑戦することもでき、やり応えは抜群です。
友達や家族とタイムアタックを順番にプレイして、クリアタイムの競争をしてみるのも良いでしょう。

難易度

『ドンキーコング リターンズ』で触れなくていけないのは、難易度の高さです。
「スーパードンキーコング」シリーズは比較的難易度が高いことでも知られていますが、本作でもそれは健在。

特にオリジナルのWii版は難易度が高く、個人差はあれど一部難しすぎるコースもありました。

一部コースを除き、各コースにはパズルピース、およびKONGマーク(コースごとに4コ)という収集要素があり、ネタバレになるので言及は避けますが、ゲームをやり込みたい方は特にKONGマーク収集は必須といっても良いでしょう。
これらを集めてクリアしようとすると、難易度はさらに上がります。

Wii版で難易度が高すぎるという声があったからかは分かりませんが、3DS版およびSwitch版では初心者向けのモードも追加されている。

Switch版には「モダンモード」があり、「モダンモード」は「オリジナルモード」よりも体力が多い状態でプレイできます。
ミスを防いでくれるアイテムも、「オリジナルモード」では1コのみ持ち込めますが、モダンモードでは最大9コまで持ち込める。

「モダンモード」であれば、アイテムを駆使すればアクションが苦手な方でも十分にクリアすることができるレベルになるでしょう。
ただ、コースによっては「モダンモード」でも難しく感じるコースがあり、一筋縄ではいかない難易度を体験できます。
「モダンモード」であったとしても、一つのコースで10機以上の残機を使うこともめずらしくありません。
この難しさは「ドンキーコング」の醍醐味でもあるので、アクションが好きな方はぜひ挑戦してほしいです。

幸いにもクランキーコングのお店で残機を増やせるアイテムを購入できるので、残機が0にならないようにつねに余裕を持ってコースに挑むのが基本になる。
アイテムを買うにはバナナコインが必要となるが、とある方法で比較的簡単にバナナコインを集めることができるため、残機不足の心配はしなくても大丈夫。
バナナコインの効率的な集め方を知りたい場合は、ドンキーコング リターンズ HD 攻略ランドの小ネタからご確認ください。

なお、Wii版と同じ難易度で遊べる「オリジナルモード」は本当に難しいため、覚悟を持って挑むのがオススメ。
Wii版は管理人もプレイ済みですが、難しすぎて1つのコースで30機以上費やしたところもありました。

横スクロールのアクションゲームの腕に自信がある方、「スーパードンキーコング」1~3をクリア済みという方は、「オリジナルモード」に挑戦してみるのも良いかもしれない。

バラエティー豊かなギミック

「スーパードンキーコング」シリーズではトロッコなどのギミックも登場しましたが、『ドンキーコング リターン』でもトロッコは健在。

「トロッコ」以外に、ロケットのように飛びながらコースを駆け巡る「ロケットバレル」もあり、単調にならずに飽きさせない工夫が満載になっています。
ただ、この「トロッコ」や「ロケットバレル」は難易度を上げている要因の一つでもあり、うまく使いこなせなければコースをクリアすることは難しいでしょう。

例えばトロッコなら線路から線路にジャンプで飛び移ったり、襲ってくる敵を飛び越えたりしなければいけないシーンもあり、タイミングよくジャンプしないと穴に落ちたり敵にぶつかってアウト!ということも多くあるため、慎重な操作が必要になる。

「ロケットバレル」は、ボタン押しっぱなしで上昇し離すと下降するという独特の操作感のため、まずこの操作になれるまで苦労することも多い。
天井や障害物、敵などに当たらないようにコントロールしないといけず、コース内に設置してあるパズルピーズやKONGマークを取ろうとするとさらに絶妙なコントロールが必要になるため、難易度も上がる。

難しめな分、難所を突破したとき、そしてコースクリアしたときの達成感は高いです。

奥行き感も

『ドンキーコング リターンズ』は横に進む王道的な横スクロールアクションではありますが、画面手前から画面奥に移動したり、画面奥から障害物が転がってきたり、スーパーファミコン版にはなかった奥行き感が感じられるものになっています。
上記のように「ロケットバレル」などのギミックもあり、どのコースも飽きさせない工夫が満載。

スーパーファミコン版でもお馴染みのアニマルフレンドとしては「ランビ(サイ)」が登場するほか、乗ると崩れる足場があったり、視覚的なギミックもあるため、つねに緊張感があり新鮮な気持ちでプレイできるでしょう。

ストーリーは簡潔。シリーズ未プレイの方も問題なく楽しめる

ストーリーはお馴染みのドンキーコングとディーコングが、大量に奪われたバナナを取り戻すというもの。

過去作との繋がりはほぼなく、そもそもゲーム中でストーリーが描写されるシーンは少ないため、シリーズをプレイしたことがないという方でも楽しめるものになる。
あくまでもアクションを楽しむのがメインとなります。

BGM

今回の音楽には、「スーパードンキーコング」シリーズでお馴染みのデヴィッド・ワイズ氏は参加していません。

ただ、BGMの一部は「スーパードンキーコング」からのアレンジもあり、懐かしい気分に浸ることもできます。

『ドンキーコング リターンズ』のオリジナルBGMも良いものが多く、「スーパードンキーコング」シリーズの名曲BGMと比較しなければ特に不満は感じられないでしょう。

操作感

オリジナルのWii版『ドンキーコング リターンズ』はWiiリモコンを使ってプレイすることができましたが、Switch版はボタン操作だけでなくJoy-Conを振る操作にも対応しているので、オリジナルに近い感覚でプレイすることもできます。

ボタンで操作するよりも難しく感じる可能性もありますが、Joy-Conを振るとドンキーが地面を叩くなど、直感的にプレイできるのが魅力となる。
Joy-Con操作、コントローラー操作どちらも試して、自分にあったプレイ方法を見つけみてください。

二人同時プレイも可能

一人で遊ぶ場合、ドンキーを操作します。
コース内にあるDKバレル(タル)を壊すとディディーコングを仲間にすることができ、ディディーが背中になります。
そうするとジャンプボタン押しっぱなしで、少しの間だけ滞空できる「バレルジェット」という新たなアクションを使えるようになります。
ジャンプできる時間が延び、攻略していくには必須のアクションといっても良い。
ドンキー以外にディディーにも体力が用意されていて、ディディーの体力がなくなるといなくなります。
どれだけディディーをやられないように体力を維持できるかが、このゲームでは重要になる。
なお、一人プレイだとディディーコングを直接操作することができないため注意しよう。

また、Joy-Conをおすそわけすれば、ドンキーコング以外にディディーコングを使えるようになる。
ドンキーコングは地面を叩いたりとパワフルなアクションが特徴。
対してディディーコングは身軽でスピーディな動きが特徴です。

二人でプレイできるので、分かれ道を別々で進んだり、穴などに落ちてミスした場合に相方から助けてもらうことも可能。
難易度の面でもかなり楽になる。
1人でも楽しむことはできますが、友達や家族と一緒にプレイすればさらに楽しめますので、ぜひ二人協力プレイに挑戦してみてください。

やり応え抜群!良質なアクションに

上記で紹介したように、『ドンキーコング リターンズ HD』はやり応え抜群の王道的なアクションゲームになっています。

初心者向け「モダンモード」であっても難易度は十分に感じられ、程よい難易度となっているため、自信がない方は「モダンモード」でのプレイを推奨します。

難しいゆえに、コースをクリアできたときの達成感は抜群。
やられながら覚えていく、この挑戦的な難易度が「ドンキーコング」シリーズの魅力ともいって良いでしょう。

ちなみに、コース内には中間地点も多くやられたときのリトライも早いため、もしミスしてもストレスは感じにくくなってます。

まとめとして、やり応えのあるアクションを探している方にはピッタリだとなりますので、興味を持った方はぜひ挑戦してみてください。

なお、Nintendo Switch版『ドンキーコング リターンズ HD』に対応した攻略サイトも公開しました。
もしパズルピースやKONGマークを集めたりするのに苦労している場合は、ご活用していただけると嬉しいです。
ただ、スマートフォンからだと若干文字が小さいなど見えにくいかもしれません。
▽攻略サイト
ドンキーコング リターンズ HD 攻略ランド

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