PS4&Nintendo Switch用ソフト『時計じかけのアクワリオ (Clockwork Aquario)』の発売日が、2020年後半から2021年に変更されることがパブリッシャーのStrictly Limited GamesとデベロッパーのININ Gamesから発表されました。
販売価格は未定です。
Next Level Game Preservation
New screenshots and logo reveal! 🔥 Our next game in line to be given the passionate efforts of next level game preservation. Unreleased since 1994 – we welcome you to the world of #ClockworkAquario! https://t.co/dd1uRFwAJL pic.twitter.com/KaE7S5HaV1
— StrictlyLimitedGames (@RealStrictlyLTD) September 23, 2020
More Clockwork Aquario images! Be still my heart <3 <3 pic.twitter.com/bEngzVjsN6
— Hardcore Gaming 101 (@HG_101) September 23, 2020
本作は、ウエストン・ビット・エンタテイメント(ウエストン)が手掛けた、アーケード用のアクションゲームです。
1993年にロケテストが行われるなどアーケード向けに開発が進められましたが、リリースされることなく終わった幻のタイトルとなっています。
もともとは、ウエストンの共同設立者であり、ワンダーボーイ / モンスターランドの開発者でもある西沢龍一氏によって設計されたタイトルのこと。
オリジナルのゲームデータを発見したStrictly Limited Games主導のもと、3年前からタイトルを復活させるべくプロジェクトが動いており、次にININ Gamesがデジタルリリースの作成に署名し、開発が進められました。
ソースコードから復元できないものも一部あったため、サウンドの坂本慎一氏や上述した西沢龍一氏などプロジェクトにできるだけ多くの元ウエストンチームのメンバーを関与させて、忠実なプロジェクトであることが強調されているようです。
今回の復活にあたり西沢氏は、「時計じかけのアクワリオはピクセルアーティストが心と魂を込めた2Dアートの素晴らしい作品です 復活に一生懸命取り組んできた方々に心からの敬意と感謝の気持ちを表したいと思います。」と述べています。
なお、今日発売の「週刊ファミ通 2020年10月8日号」には本作の紹介記事も掲載されており、それによると現在の開発状況は90%とのこと。