日本以外のアジア地域でSEGAが販売しているゲームに関して、驚くべきニュースがあります。
SEGA ASIAは、香港・台湾・東南アジアの地域で、中国字幕に対応したさまざまなSwitchタイトルをリリースするようになりました。
その中に一つに、国内で7月12日に発売されたばかりの『シャイニング・レゾナンス リフレイン』があります。
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中国字幕に対応したソフトを遊べるということで、現地のファンにとっては喜ばしいニュースになったはずですが、残念なこともあるようです。
『シャイニング・レゾナンス リフレイン』を購入したファンは、DLCを購入できなかったり、日本のボイスパックをダウンロードしたり、ゲームを更新できなかったりすることに気づきました。
『不思議の幻想郷 TOD RELOADED』など、一部のゲームのリリース時にも同じようなことが起きています。
ダウンロードできない理由となっているのが、「eショップがサポートされていないため」です。
SEGA ASIAはこの件について、電子メールで顧客に次のように説明しました。
お客様各位
継続的なサポートとお問い合わせをありがとうございます。
お手数をおかけして申し訳ございません。任天堂は、「NS Shining Resonance Refrain」のアジアと英語版のe-Shopをサポートしていないため、現時点で日本のボイスパックをダウンロードすることはできません。
しかし、私たちは多くの関連する問い合わせを受けており、この状況を解決するためにパッチを準備することを検討しています。
私たちがあなたを困惑させていることを申し訳なく思います。
貴重なフィードバックをいただき、ありがとうございます。
引き続き宜しくお願いします
以下、Nintendo Soupさんによる比較画像です。
北米版はVer.1.0.1が最新データです。
問題になっているアジア版は、Ver.1.0.0からの更新データのダウンロードができなくなっています。
SEGA ASIAのゲームを購入したアジアのゲーマーは、不完全な製品を購入したとして怒っているとのこと。
ただ、現在この状況を解決するためにパッチを準備の検討をしているとのことなので、時間が経てば問題は解決するかもしれません。
しかしながら、アジアのほとんどの国でeショップが公式にサポートされていないため、具体的な解決案については言及されていません。
情報源:Nintendo Soup、reddit
©SEGA