Nintendo Switch版『送り犬』の配信日が、2018年7月12日に決定しました。
販売価格は990円(税込)です。
本作は、作家でありゲームデザイナーの「飯島多紀哉」氏による短編小説『送り犬』を原作としたサウンドノベルです。
選択肢が登場することもあり、その選択次第でストーリーが変化していきます。
Nintendo Switch版「送り犬」はモバイル版をベースにしており、飯島多紀哉氏による新シナリオ2種が追加されてます。
エンディングは20種類以上用意されているので、繰り返し何度も遊ぶことが可能です。
<物語>
送り犬。 子供のころお婆ちゃんがよく話してくれた不思議な話が好きだった。
大きくなるにつれそのほとんどはおぼろげなものになってしまったけれど、送り犬という妖怪の話はなんとなく覚えていたりする。送り犬とは八ヶ岳に住む妖怪で、山の神様とも言われていたらしい。
昔は山犬も多く、旅人がふと隙を見せると山犬の餌食になることも珍しくはなかったそうだ。
夜の八ヶ岳を歩いていると、後ろからヒタヒタと足音が聞こえてくる。
これが送り犬だ。振り返ってはならない。振り返ると、食べられてしまうからだ。
送り犬が現れたら、そのまま振り返らなければ家に着くまで狼や山に住む魔物から守ってくれる。
無事家に着いたら、塩握りや草履をあげると喜んで帰っていく。
頼りがいのあるボディガードなわけだ。でも、送り犬が現れたら、後ろを振り返る以外にもう一つ注意しなければならないことがある。
それは、転ぶこと。
もし転んだら、送り犬に襲われて、やはり食べられてしまうのだ。
もし転んだら、こう言うといい。
「どっこいしょ。一休みでございます」
紹介映像
以下、本作の予告映像です。
ナレーションを担当しているのは、声優の今村彩夏さんです。
©飯島多紀哉 © mebius.