
今年7月、 PlayStation コンソール向け新作ゲームのディスク生産を2028年1月に終了すると、SIEが公式ブログで発表しました。
公式ブログによると、今回の取り組みは、デジタルメディアへの需要が物理ディスクを大きく上回るなか、お客様の利用実態や市場環境の変化を踏まえて決定したものになるそうで、本移行により、現在のお客様のゲーム購入・利用実態に沿った形で事業を展開していくということです。
SNSなどで議論されるなど、この発表は大きな話題にもなりました。
パッケージ版をよく購入する方、愛好家の方は、「将来的に任天堂も同じようなこの流れになってしまうのではないか?」と不安に感じている方もいるかもしれません
そんな中、Nintendo Latin Americaの副社長兼ゼネラルマネージャーであるBill Van Zyll氏がYouTubeチャンネルCoelho no Japãoのインタビューに登場し、パッケージ版(物理メディア)の展開について言及。
Bill Van Zyll氏はインタビューの中で、パッケージ版ソフトの展開を終了する予定はないと明言しました。
「これまでも私たちは、特定の方式に固執しない姿勢をとってきました。消費者が何を好むかを重視し、その意向を強く反映させてきたのです。また、当社のプラットフォーム(Switch 2)はまだ展開が始まったばかりです。Nintendo Switch 2は発売から1年余りが経過したところですが、デジタルとパッケージの両方に対応する機能を備えています。パッケージ版を廃止する計画はありません。ファンの方々がそれを好んでいることも理解していますので、私たちは今後も特定の方式にこだわらない姿勢を維持していきます。」
上記の通り、Nintendo Switch 2はまだ始まったばかりのゲーム機であり、デジタルとパッケージの両方に対応し、パッケージを好んでいるファンもいることから、廃止するような計画はないということです。
5年後、10年後はどうなるか分かりませんが、ひとまず安心しても良いでしょう。
Nintendo Switch 2のパッケージ版には、通常のゲームカード(カセット)に加えて新たに登場した「キーカード」というものがあります。
『キーカード』は、ROMカートリッジの中にはゲームデータは入っておらず、ソフトを起動するための「キー(鍵)」のみが保存されたSwitch 2用ゲームカードのこと。
はじめてゲームをプレイする際に、インターネットを通じてソフト本編のデータをダウンロードすることで遊ぶことができます。
パッケージの表面に、「キーカード」の記載がある商品が対象。
ゲーム本編自体がゲームカードに収録されていなく、ゲームデータを別途ダウンロードする必要があるため、少なからず賛否がある仕組みです。
▽「キーカード」について (任天堂公式サイト)
https://www.nintendo.com/jp/games/switch2/key-card/index.html
Bill Van Zyll氏はパッケージ版とダウンロード版の価格差についても言及しており、カートリッジでゲームを製造するにはデジタル配信にはない追加費用がかかると説明しました。
具体的にはゲームカードやその構成部品の製造費、パッケージや印刷物の制作費、組み立て、輸送、店舗への流通、そしてサプライチェーン全体における在庫管理にかかる費用などを挙げています。
カートリッジ自体など、コストが増加していることも影響が大きいとのこと。
「キーカード」はコストを少しでも抑えることができる仕組みと考えられてますので、パッケージとデジタルが共存していくためにはある程度仕方ないのかもしれません。
情報源:Universo Nintendo、Coelho no Japão
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