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『ストリートファイター 30th アニバーサリーコレクション インターナショナル』、日本版が収録されないことに不満の声も。

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先日海外で発売されることが決定した『ストリートファイター』シリーズ30周年記念作品『Street Fighter 30th Anniversary Collection』ですが、日本でも発売されることが少し遅れてカプコンから発表されました。

本作は、『ストリートファイター』シリーズ12タイトルを収録したコレクションパッケージです。

この30周年記念作品の発売に歓喜したファンは多いのですが、日本のファンは心から喜べない人も多くいるようです。

その喜べない理由というのが、全て海外版が収録されているからです。
各タイトル内は海外版のため、タイトル・ボイス・テキストなどが全て英語表記になっています。
決着時の台詞や、ストーリー何かも全部英語というわけですね。

また、一部のキャラクターの名前にも違いがあります。
例えば、日本で「ベガ(日)」と呼ばれるキャラクターは、海外では「バイソン(海)」と呼ばれています。
「バイソン(日)」が「バルログ(海)」、「バルログ(日)」が「ベガ(海)」です。

ボクサーキャラの「バイソン」がマイク・タイソンと名前が似ていて、タイソンから訴えられないための予防策として海外版では名前を「バルログ」に変更したみたいです。
それに伴い、上記にように3人の名前が入れ替わってます。
四天王のうち、「サガット」だけはそのままです。

さらに言うと、「豪鬼」の名前も「Akuma」に変更されています。

日本のPVでは海外版の表記になっていたので、やはり名前も海外版準拠になると思われます。
※バルログの名前がベガに、豪鬼の名前がAkumaになってるのが確認できると思います。

他、キャラクターの性能など細かな違いはいろいろとあるようです。

これが日本の一部のファンが不満を持つ理由です。

『ベヨネッタ』シリーズのディレクターである神谷英樹さんも、Twitterで日本語版が収録されないことについて不満をあらわにしています。

日本のファンの中には、「カプコンに要望を送って日本版を収録してもらおう。」と動き出している人もいるようです。

日本のゲームの30周年記念作品なのに、日本版が収録されないのは悲しいことです。
一度海外版が収録されると決まったものは覆すのは難しいかもしれませんが、ファンの声が大きくなれば何かしら進展が生まれる可能性も0ではありません。
もし日本版を収録して欲しい!と思う方がいれば、カプコンに要望を送ってみてはいかがでしょうか。

●株式会社カプコン|家庭用ゲームに関するお問い合わせ