Nintendo Switchソフト『モンキーバレルズ (MONKEY BARRELS)』を手掛けたグッド・フィールが、今年設立したばかりの大阪事務所によるオリジナルタイトルを開発中であることをファミ通.comのインタビューで明らかにしました。
ジャンルは日本を舞台にしたコミカルなお笑いアクションゲームで、機種は『モンキーバレルズ』で実績のあるNintendo Switchを想定し、2021年の発売を目指しているとのこと。
また、東京事務所との共同体制で制作する予定のようです。
以下、ファミ通.comより。
――今後の自社パブリッシングタイトルの予定などはありますか?
蛭子 受託開発をメインとしながらも、定期的に自社タイトルも出していきたいです。それこそ今年設立したばかりの大阪事務所ではオリジナルタイトルを開発中なんですよ。
――なぜ大阪に事務所を設立したのですか?
蛭子 私はもともと大阪出身なんです。ゲーム業界に就職し大阪、東京での仕事を経験したのですが、「大阪という地域だからこそ生み出せるタイトルもあるのではないか?」と思っていたんですね。それで、大阪事務所を立ち上げたいとずっと思っていて、2年前から準備を始めて、やっと始動した感じです。
――地域ごとに違うものができるという考えは興味深いですね。
蛭子 まあ、いまどき違わないかもしれないような気もするのですが、ノリ的な部分も含めて気質的には違いがあるのではないかと考えています。大阪人はお笑いが好きで、わりとコミカルなものにもセンスがあるのではないかと。大阪事務所では、コミカルなお笑いアクションゲームを作りたいと思っています。しかも、日本を舞台にしたアクションゲームですね。
――日本を舞台にした、ですか? なぜ日本を舞台に?
蛭子 はい。最近のタイトルはワールドワイドで作ることが前提ですが、コミカルな表現というのをワールドワイドで考えるのは難しいと判断したので、だったら国内向けに日本人にわかるコミカルなお笑いアクションを作ろうと振り切った感じです。まあ、完成したら世界でも売ることにはなるとは思っています。大阪で作ったコミカルなタイトルがどこまで世界に通用するか未知数なのですが……。
――開発スタッフはどのような感じで?
蛭子 当社の東京の事務所で働いていて、大阪に事務所ができるのであれば……ということで、大阪へ帰りたかったスタッフがいまして、彼らがコアになって取り組んでいます。
――発売はいつくらいを想定しているのですか?
蛭子 2021年中の発売を目指しています。対応プラットフォームは、『MONKEY BARRELS』で実績のあるNintendo Switchを考えています。
情報源:ファミ通.com