Nintendo Switch用ソフト『ghostpia』が、BitSummit Gaidenに出展されることが公式サイト内で発表されました。
発売日は未定です。
本作は、超水道によって開発されたビジュアルノベルです。
もともとiOS向け(ノベルスフィア版もあり)として配信されたもので、表現力などをグレードアップして移植したのがSwitch版となります。
以下、BitSummit 公式サイトから本作の概要です。
■Introduction
“ghostpia”は、絵本のような温かみのあるヴィジュアルと、グリッチとノイズに彩られたノスタルジックな表現が特徴のヴィジュアルノベルです!本作は、App Store及びWebプラットフォームで発表しているビジュアルノベル”ghostpia”を、より表現豊かに、よりインタラクティブに再構成したものです。
幽霊の町に住むひとりぼっちの少女「小夜子」と、突如現れたルームメイト「ヨル」を中心に、さびしい幽霊たちが織りなす物語をお楽しみ下さい。バイオレンスでダイナミックなストーリーと、絵本のような繊細なイラストレーションのコントラストが生み出す魅力をそのままに、コンシューマー機の性能をフルに活かし、ますます高い没入感をもってプレイ頂けます。
本作は、欧米ではメジャーなグラフィックノベルの表現を取り入れた、グラフィカルなビジュアルノベルで「デンシ・グラフィックノベル」を標榜しています。
QTEも分岐も廃し、その分のリソースを一本のシナリオを徹底的にブラッシュアップするために注ぎ込み、まるで一本の長編映画のような濃厚な物語体験をお届けします。■Story
雪に閉ざされた終着駅の町。
短い昼が終わると、町にあふれるのは幽霊たち。
でも、ほんとうの幽霊じゃなくて、不死身の自分たちをそう呼んでみているだけだった。幽霊の理想郷。誰かがそう言っていた。
「でもどうだろう、ただのごちゃまぜの町でしかないような気がするな」
彼女――小夜子は、そう思っていたけれど。
小夜子は町でたったひとりの異邦人。
新入りの、ちょっと不思議な女の子「ヨル」とルームシェア中。小夜子は故郷に帰りたかった。
誰も超えたことのない、町を囲む雪の砂漠を越えて、あるかもわからない故郷へ。忘れていた「大事なこと」を思い出したかった。
それが夢だった。
どこにも行けないこの町で、いろいろできないわたしは夢みる。
情報源:BitSummit