日本や韓国、オーストラリアなどで『リングフィット アドベンチャー』が深刻な品薄状態になっていますが、アメリカ大陸でも同様のことが起きているようです。
海外メディアPolygonに対して任天堂は声明を出し、アメリカ大陸のさまざまな小売店で『リングフィット アドベンチャー』が売り切れていることを認めて謝罪しました。
「リングフィット アドベンチャーはアメリカ大陸のさまざまな小売店で売り切れています。ご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げますと共に、できるだけ早くより多くのユニットをご提供できるように努めてまいります。」
この不足は現在発生している新型コロナウイルス感染症の影響によるものですが、日本などでは昨年からずっと品薄が続いており、新型コロナウイルス感染症の影響でより深刻になってしまった感じです。
以前もお伝えしましたが、中国・中華圏でも品薄は深刻です。
中国では1月25日から旧暦の正月が始まりましたが、新型コロナウイルスで外出を控えるようにと要請された多くの人々は、これまでになく家にこもりました。
その結果、家の中で暇をつぶせる娯楽アイテムとして、そして「ダイエット」という永遠のテーマと相まって『リングフィット アドベンチャー』を求める人が続出し、中国でも極度の品薄状態に突入してしまってます
WIRED.jpによると、転売人が日本やアジア、オーストラリア、そして全世界からこのゲームを大量に購入し、タオバオ(淘宝網)のようなネット通販サイトで中国の消費者に販売しているらしく、それもまた各国での品薄に繋がっているのかもしれません。
オンラインの個人ストアのなかには、この1カ月にタオバオで1,000個以上を販売したところもあると記事では伝えられています。
この新型コロナウイルスは中国だけではなく今では世界に影響を与えていることから、不足が解消されるにはまだまだ時間がかかりそうに思えます。