『閃乱カグラ』の高木謙一郎氏へのインタビューが4gamerに掲載!『シノビリフレ』や『PEACH BALL 閃乱カグラ』について語る

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『閃乱カグラ』シリーズのプロデューサー・高木謙一郎氏へのインタビューが4gamerに掲載されました。

Nintendo Switch向けとしては、『シノビリフレ -SENRAN KAGURA-』が2017年11月24日に配信され、現在開発中のものとしてはシリーズ初のピンボールゲーム『PEACH BALL 神楽』があります。
こうしたタイトルについて、高木氏は次のように述べています。

4Gamer:
 もう一つの「シノビリフレ」ですが,「Switch向けにまさかこんなゲームが……」と驚いた人は多いと思います。
 これまでの作品の「更衣室」モードをベースとしたゲームになっていますが,なぜこれをSwitchでやろうと考えたのでしょう。

高木氏:
 任天堂さんからSwitchをかなり早い段階から紹介してもらったのがスタートですね。「HD振動っていうのがあるんですよ」「ほうほう,なるほど」「ただの振動じゃなくて,“感触”が伝わるんですよ」「ほうほう,なるほど」みたいな(笑)。

4Gamer:
 (笑)。

高木氏:
 これは真面目な話ですが,新しいゲーム機が出たとき,ゲームが好きな人達は,そのハードの持つ特性や新機能を試したくなる。それを手軽に体験できるゲームってけっこう求められると思うので,やってみたいと思いました。

4Gamer:
 “感触”を感じてもらうなら,更衣室モードのスキンシップが最適だと。

高木氏:
 いえ。実は,同じ日に発表したピンボールゲームの「PEACH BALL 閃乱カグラ」(以下,「PEACH BALL」)が,最初に出すつもりで制作していたタイトルで,「シノビリフレ」は「PEACH BALL」のお遊び要素として作っていた部分だったんです。

4Gamer:
 なぜそのお遊び要素を,単体の作品として出すことにしたんですか?

高木氏:
 「PEACH BALL」内にあった「シノビリフレ」の原型を「こんなこともできるんだ。じゃあもっとやってみよう」なんて言いながら作り込んでいるうちに,もう少し時間をかけて凝ったゲームにしたくなったんです。
 でも,HD振動を手軽に体験できるゲームは早く出したいというのもあって,「じゃあ,おさわり部分を切り出して,気軽に遊べる一本のゲームにしよう」と。

4Gamer:
 元はお遊び要素だったということですが,ストーリーはしっかりあるし,おなじみの「陽」「陰」「閃」でキャラクターの反応や物語の展開も変わりますよね。気軽さはありながら,けっこう作り込まれていた印象があります。

高木氏:
 気軽なものをと言いながら,やっぱり作っているうちに「どうせやるならちゃんとやりたい」という欲が出ちゃって,気が付けばストーリーやシステムを作り込んでいたんです(笑)。
 誰かが「手が滑った」という上手い表現をしてくれて,それに乗っかるみたいな買いやすい空気が生まれて……発売から2か月くらいしか経っていないのに,ニンテンドーeショップで販売されたSwitch向けダウンロード専用ソフトの年間ランキング第3位になることができました。おかげさまで多くの人に楽しんでもらえて,とてもありがたい話です。

4Gamer:
 せっかくお話に出たんで,「PEACH BALL」のことも聞かせてください。
 ピンボールといえば昔のゲームセンターでは定番のゲームの一つですね。これをピックアップするところが高木さんらしいなとは思うのですが,なぜ「Switchでゲームを作るならピンボールだ」と考えたのでしょう。

高木氏:
 ピンボールって,目から入ってくる刺激以外にも,あの「カーン」「ガコーン」みたいに音をたてながら,弾かれた玉の振動が台をとおして手に伝わるってくる感覚っていうのも,ゲームとしての魅力や楽しさとしてあると思うんです。
 もちろん,もともとピンボールが好きだったこともあるんですけど,HD振動の話を聞いたとき,Switchだったらその楽しさを表現できるんじゃないか。じゃあ「閃乱カグラ」と組み合わせて,“爆乳ピンボール”としてやってみたら面白そうだなと考えました。

4Gamer:
 ここで“ひと盛り”あるところも高木さんらしいなと感じます。

高木氏:
 普通に「ピンボールのゲームです」って出しても,今はなかなか手に取ってもらうのは難しいと思うんです。まずは「またこんなことやってるぞ(笑)」っていう話のネタみたいに興味を持ってもらうところからですね。
 そうやって興味を持ってくれた人達に,カグラのキャラクター達の魅力と,ピンボールというゲームが本来持っている面白さを知ってもらえるようなゲームを届けたいと思います。

当初は『PEACH BALL』を最初に出すつもりで、そのおまけとして『シノビリフレ』をお遊び要素として入れる予定だったそうです。
しかし、「もう少し時間をかけて凝ったゲームにしたい。」ということで、『シノビリフレ』を別のゲームとしてリリースすることになったとか。

そんな『PEACH BALL』は、現在も鋭意開発中とのことなので、期待してお待ちください。

ちなみに、本作は昨年少し情報が公開されただけで、トレーラーなどはありませんが、発表時の映像はあります。
見忘れた方はチェックしてみてはいかがでしょうか。

今回紹介したインタビューの全文は、下記からチェックできます。

「閃乱カグラ」プロデューサー 高木謙一郎氏インタビュー。自宅である“ゲーム御殿”で,シリーズの“これまで”や“これから”,ルーツについて聞いた – 4Gamer.net